まさかの「パンダトレノ」!? 「AE86」完全再現したトヨタ「GR86」がスゴかった! 白黒2トーンがカッコいい「TRUENO Edition」米国仕様どんなモデル?
トヨタは米国で、「GR86」の特別仕様車「TRUENO Edition(トレノエディション)」を2023年に限定販売しました。「AE86」をオマージュしたモデルですが、どのような特徴があったのでしょうか。
白ボディ×黒アクセントが「パンダトレノ」みたい!?
トヨタ「GR86」は、同社とスバルが共同開発した後輪駆動のスポーツカーです。
初代モデルは2012年にデビュー。当時は「86(ハチロク)」という車名で販売されており、水平対向エンジンによる「超低重心FRパッケージング」を採用し、意のままに操る楽しさを追求しました。

2021年にはフルモデルチェンジが実施され、2代目(現行モデル)へと進化。「GR」ブランドからラインナップされ、車名は「GR86」へと変更されています。
GR86は、日本のみならず海外でも支持されているモデルですが、特に北米市場での人気は高く、同市場向けの限定モデルもたびたび登場しています。
そのなかでも、「TRUENO Edition(トレノエディション)」という860台限定の特別仕様車が話題となりました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
トレノエディションは2023年に発売された北米市場向けの特別限定モデルです。
トヨタが1983年に発売した「ハチロク」こと「AE86」の発売40周年を記念したモデルとして販売されました。
トレノエディションの特徴は、サイドパネルにはストライプのデカールを貼り、ボンネットにはブラックのラッピングを施すことで、AE86の象徴であるツートンカラーを再現。
ボディカラーは赤と白の2色が用意され、赤は全体的に引き締まったデザイン、白は往年の“パンダトレノ”のようなカラーリングになります。
特に白の場合はボンネットがカーボンタイプのように見えることもあり、「頭文字D」に登場したAE86を思い起こさせます。
ほかにも、フロントバンパーリップとリアデッキリッドにトレノエディションと描かれたレトロタッチのバッジを装着。さらにスポイラー、ドアハンドルなど各パーツはブラック仕様になっていました。
インテリアでは、レッドレザーを用いた特製スポーツシートを採用しているほか、シフトブーツと革巻きステアリングホイールを装備。シフトノブはトレノエディションのロゴが入った特別仕様です。
また、ベースとなった2024年モデルでは、それまでAT車のみに採用されていた「Active Safety Suite」がMT車でも標準装備化され、安全性も高まりました。
ほかにも、8インチのタッチスクリーンディスプレーや8スピーカーの専用オーディオシステムを搭載するなど、装備が充実している点も特徴となっています。
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トレノエディションは北米限定で販売された特別仕様車で、前述のように860台のみということもあり、日本で手に入れるのは難しいでしょう。
一方、日本では「RZ“40th Anniversary Limited”」というモデルを200台限定で2023年に販売。ボンネットのラッピングはないものの、トレノエディションとほぼ同様の特別仕様車が登場しました。
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