BMWのミニクーパーSがバトルシーンで大活躍 SFアクション映画「ピクセル」
BMWのミニクーパーSが活躍する映画「ピクセル」は、2015年に公開されたSFアクション映画です。一定の世代の方には、古き良き時代のゲームの記憶が蘇ります。
レトロゲームを懐かしみ、演出で手に汗握る
近年のゲームは凄まじい進化を遂げていますが、2015年に公開された「ピクセル」(監督:クリス・コロンバス)は、ある一定の世代の方々にとっては古き良き時代の記憶が蘇る映画でしょう。
本作は、1982年にNASAが宇宙に向けて発信した「友好」のメッセージを勘違いした宇宙人が、パックマンやドンキーコング、そしてギャラガといったレトロゲームのキャラクターたちに姿を変えて地球を侵略しにやってきた!というSFアクション映画です。
なんでもピクセル化して破壊してしまうレトロゲームのキャラ=宇宙人たちに立ち向かうのは、元特殊部隊員のマッチョな主人公……ではなく、かつてゲーム大会のチャンピオンだった冴えないオタク中年たち。そして、ニューヨークで破壊の限りを尽くすパックマンとのバトルシーンで大活躍するのが、BMWのミニクーパーSです。
京都と同じく碁盤のように整然とした道路が特徴のニューヨーク(マンハッタン)は、まさにパックマンのステージそのもの。主人公たちはレッド、ピンク、ブルー、イエローとカラフルな配色のミニクーパーを駆り、ゲームでお馴染みの“4色のゴースト”となってパックマンと対峙します。ニューヨークの街並みを爆走するミニクーパーは、小回りの利くコンパクトでかわいらしい見た目とは裏腹に力強い走りを見せてくれます。
それもそのはず、映画に登場しているミニクーパーは2014年に発表された、2リッター4気筒の新開発ターボエンジンを搭載したモデル。3ドアのコンパクトなボディを活かし、鋭いカーブでドリフトを連発するなど、手に汗握る対決シーンを大いに盛り上げます。
ポップでキャッチーなゲームキャラクターと共に躍動する姿を見れば、なぜミニクーパーが抜擢されたのかは一目瞭然。本作を鑑賞する際には、ぜひスピーディーかつダイナミックなミニクーパーの活躍ぶりにも注目してみては?