新車152万円! トヨタ最新「プロボックス」がスゴイ! 進化を続けた「商用バンの皇帝」どんなモデルに? アウトドアや“遊び用”の「カスタムベース」にも最適!
トヨタのロングセラーモデルである「プロボックス」。幾度の進化を遂げた同車は、現在どのようなモデルに仕上がっているのでしょうか。
新車152万円! トヨタ最新「プロボックス」がスゴイ!
トヨタの現行ラインナップにおいてロングセラーを誇る商用車「プロボックス」。
2024年4月5日には一部改良も発売され、さらなる進化を遂げていますが、一体どのようなモデルに仕上がっているのでしょうか。

プロボックスは、トヨタが製造・販売するライトバン型の商用車。
初代モデルが登場したのは2002年で、当初は現在のようなライトバンタイプのほか、ステーションワゴンタイプもラインナップされていました。
また、兄弟車として上級仕様にあたる「サクシード」というモデルも2020年まで存在していました。
そんなプロボックスですが、現在まで公式にはフルモデルチェンジされていないものの、2014年に施された大規模なマイナーチェンジでは、プラットフォームの前半分を初代「ヴィッツ」と共通のものから、11代目カローラシリーズと共通のものへと変更。
さらにエンジンやトランスミッションも刷新するなど、事実上のフルモデルチェンジといえる進化を実施しました。
2024年4月には、ルームミラーにバックモニターを標準装備するなど商品力を高め、現在も販売され続けています。
現行プロボックスのボディサイズは、全長4245mm×全幅1690mm-1695mm、全高1525mm-1530mm、ホイールベースは2550mm。
取り回しやすいサイズに加え、A4コピー用紙箱を“89個”も積載可能なラゲッジスペース、スマートフォンを固定できるマルチホルダー、1リットルの紙パックも入れられる大きなドリンクホルダー、A4サイズのノートパソコンや弁当箱を置けるインパネテーブルといった、商用車として便利な装備を多数備えているのが特長です。
さらにフロントシートの形状にも配慮し、長時間の運転でも身体への負担が小さい設計としたうえで、リクライニング角度を最大76度まで可能とし、休憩や仮眠もしやすいように作られています。
パワートレインは3種類を設定し、1.3リッターエンジン、1.5リッターエンジン、1.5リッターエンジン+ハイブリッドシステムを用意。
それぞれ、1.3リッター仕様は最高出力95馬力・最大トルク121Nmを、1.5リッター仕様は最高出力109馬力・最大トルク136Nmを、1.5リッターハイブリッド仕様はシステム全体で最高出力100馬力を発揮します。
そんなプロボックスは、開発時の狙い通り基本的には商用車ですが、持ち前の使い勝手の良さから、近年はアウトドア用途やカスタムカーのベース車として、一般ユーザーからも注目を集めるようになりました。
車両価格(消費税込)は、152万9000円から205万2000円で販売中です。
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2002年の登場から約23年という長い歴史を持ち、今なお高い人気を誇るプロボックス。
たくさんの荷物を置けるラゲッジスペース、飲食しやすい運転席まわり、身体に負担のかかりにくいシートなど、働く人に最適な優しいクルマとなっており、まさに「商用バンの皇帝」と呼んでも過言でないモデルです。
大きく仕様が変わった2014年のビッグマイナーチェンジから約11年が経過した同車ですが、今後どのように進化し、フルモデルチェンジが行われるのかにも注目したいところです。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。








































