500馬力超え! 三菱の”ド迫力スーパーカー”「XR-PHEV“エボ”」! 高性能4WD超軽量ボディ採用でめちゃ楽しそうな「VGT」とは
レースゲーム「グランツーリスモ」で活躍する架空のモデル「ビジョン グランツーリスモ」シリーズ。今回は三菱の手を借りて作り上げられた「コンセプト XR-PHEV エボリューション ビジョン グランツーリスモ」について説明します。
三菱のスーパーマシン「XR-PHEV エボ」!
ソニーが20年以上展開するレースゲームシリーズ「グランツーリスモ」。この作品では世界中の自動車メーカーと協力し作成された「ビジョン グランツーリスモ」が登場します。
その中の1台が、三菱の「コンセプト XR-PHEV エボリューション ビジョン グランツーリスモ」です。

グランツーリスモが初めて世に登場したのは1997年のこと。数々の実車を体験できる点もあって人気を集めると、その後もコンスタントに続編が発売されるようになりました。2022年には最新作「グランツーリスモ7」が登場しています。
そのグランツーリスモシリーズにおける架空のレーシングカーとして、2014年5月に三菱の協力を受け作られたのが「コンセプト XR-PHEV エボリューション ビジョン グランツーリスモ」です。
ベースになっているのは、2013年の東京モーターショーに参考出品された「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」。
ボディサイズは全長4462mm×全幅2262mm×全高1352mmです。
外観はMITSUBISHI Concept XR-PHEVのデザインコンセプト「アスリートフォルム」をさらに進化。フロントグリルには「次世代SUVのアイデンティティのスタディ」という迫力あるデザインが採用されています。
フロントスポイラーやサイドフェンダー、大型のタイヤフェンダーやリアウィングなどを装備。いかにも箱車のレーシングカーらしい姿となっています。
また、炭素繊維強化プラスチックの採用によりボディの軽量化し、車体重量は1350キロに留めています。開発に際しては、デザインチームや先行車両研究グループ、空力技術開発グループも携わったといいます。
パワートレインには、最大510馬力、最大トルク103.5kgf-mを発揮する3.0リッターエンジン+モーターのプラグインハイブリッドEVシステムを採用。8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)と組み合わされています。
これらの動力は車両運動統合制御システム「S-AWC」によって4輪に最適に伝達され、良好なハンドリングを実現します。
Writer: 鈴木伊玖馬
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。
























































