ビー・アンド・プラスは2025年3月12日、3人乗りトライク新型「NEO-ONE」の取り扱いを開始したと発表しました。
　
　一体どのような車両で、現在どんな反響が見られるのでしょうか。

　新型NEO-ONEは、大阪府大阪市に本社を置く化学メーカーであるダイゾーが開発・販売している、3人乗りの小型電動トライク（EVトゥクトゥク）です。

　近年注目を集める小型トライクに共通する特徴としては、ドアやフロントガラスが無いなどクルマよりもバイクに近い乗り物でありつつも、バイクとは違って屋根があるため雨の日でも快適に運転が可能であることや、コインパーキングに停められるので駐車場所に困らないことが挙げられます。

　また運転に必要な免許はクルマと同じ普通自動車免許（AT限定可）で、乗車定員は最大3人。

　保険・税金関係は250ccバイクと同等で、車検や車庫証明も不要と、低コストかつ気軽に所有することができるのも魅力です。

　そして先述した新型NEO-ONEは、上記のような特徴を持つ小型トライクの中でも、ダイゾーが誇るフラッグシップモデルです。

　ボディサイズは、全長2245mm×全幅1150mm×全高1630mm、車両重量は320kg。

　サイドにはドアこそ無いものの、付属の専用のレインガードを装備することで雨風をシャットアウトできます。また雨天時以外は、上部に巻き上げれば収納可能。

　さらにバックモニターが搭載されているほか、ヒルホールドコントロールも標準装備されており、坂道発進時に後退する心配もありません。

　充電は100Vと200Vの両方に対応しており、自宅のほか充電ステーションでも充電が可能です。

　最高速度は50km／h、一回のフル充電での航続距離は100kmとされ、約2000回の充電が可能。年数でいうと、約5年から6年のバッテリー寿命となっています。

　ボディカラーは「マットブラック」「ホワイト」「シルバー」の全3色から選択可能で、車両価格（消費税込）は89万円での販売です。

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　このような特徴を持つ新型NEO-ONEの取り扱い開始について、SNSなどでは様々な反響が出ており、

「将来クルマを降りたらこういうのもいいね」

「高齢者のいる地方に良いかも」

「いやクルマの置き場が無い都会にこそ最適だね」

「雨も避けられるし停車時に立ちゴケしない、荷物もバイクより載る」

「可愛いしカッコイイ！こういう見た目の好き」

　といった称賛する声が多く見られます。

　維持費の安さによって気軽に所有できる点や、クルマよりも取り回しがしやすいことから、ある程度年齢を重ねてクルマの運転に難しさを感じた際の、代わりの移動手段として検討しているユーザーは少なくないようです。

　このように、バイクとクルマの良いとこ取りの乗り物として知名度が高まりつつある、小型トライク。

　まだまだクルマほどメジャーではないものの、上記の反響のように少しずつ好意的な意見が出てきています。

　新しい乗り物の常として、普及するに従って現在まだ見えていない課題も出てくるでしょうが、それをどのように解決していくか、今後も引き続きメーカーと販売店の手腕が試されるところです。