バットマンの愛車はメルセデス・ベンツ! 映画「ジャスティス・リーグ」

ブルース・ウェイン(バットマン)が今作で駆る「メルセデス・ベンツAMG ビジョン・グランツーリスモ」は、人気ゲーム「グランツーリスモ」用にデザインされたクルマです。

アクション映画好きの心を鷲掴み!

 地球の危機を救うべく、バットマンがスーパーヒーローたちをスカウトし最強チームを結成する……。ここ数作シリアス路線を貫いてきた「バットマン」と「スーパーマン」シリーズですが、そこに単独作品も大ヒットした「ワンダーウーマン」が合流し、さらにフラッシュとサイボーグという新たな仲間も加わった「ジャスティス・リーグ」。多くのコミック/映画ファンの心を掴み話題を呼びました。

ベン・アフレック(ブルース)の愛車はメルセデス・ベンツ

 バットマンといえば億万長者のスーパーヒーローとして知られていますが、その正体であるブルース・ウェインはあくまで生身の人間。ゆえにオン・オフ問わず移動には車や飛行機が必要不可欠です。

 当然、過去シリーズにも様々な車両が登場しており、近作を見るとクリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト」3部作ではランボルギーニ(ムルシエラゴとアベンタドール)が定着していました。

 しかし、ベン・アフレックがバットマンを演じた「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」では、ジェームズ・ボンドの愛車としてもお馴染みのアストンマーチンや、無骨なJeep レネゲードなど、やや意外な車をチョイス。新たなブルース・ウェイン像を印象付けました。

メルセデス・ベンツAMG ビジョン・グランツーリスモ

 そして最新作「ジャスティス・リーグ」では、あのメルセデス・ベンツをタッグを組んでいます。とはいえ、ブルースが市販されているベンツに乗っていたのではどうにもパンチが足りない……と考えたのかどうかは分かりませんが、彼が今作で駆るのは「メルセデス・ベンツAMG ビジョン・グランツーリスモ」という変りダネ。その名の通り、人気ゲーム「グランツーリスモ」とのコラボ企画によって生まれたスペシャルなモデルです。

 流麗なフォルムが美しいこの車は、エズラ・ミラー演じる超高速ヒーロー、フラッシュことバリー・アレンをジャスティス・リーグにスカウトするシーンに登場します。バリーに「あなたの能力は?」と聞かれたブルースが「金だよ」と答るちょっと可笑しなやり取りは予告編にも採用され、過去のDCコミック映画シリーズとは一味違ったものになることを予感させたのでした。

 今作の撮影のために内装もデザインされたというビジョンGTですが、身長190センチ超えのアフレックには少し狭かったようで、若干サイズアップしているとのこと。作品毎に斬新なデザインが話題を呼ぶバットモービルはもちろん、車に関する小ネタを踏まえた上でスーパーヒーロー映画を鑑賞してみるのも一興でしょう。

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