ホンダ新型「フィット」! 斬新顔に「大刷新」の”新モデル”が公表! 新たなハイブリッドモデル導入か? シャープデザインの「コンパクトカー」中国で明らかに

ホンダ「フィット」のマイナーチェンジモデルの写真が、中華人民共和国工業情報化部が発表したリストから発見されたという情報が話題になっています。どのようなモデルなのでしょうか。

ホンダ新型フィット登場へ!

 ホンダのコンパクトカーのエントリーモデルとして、現在は4代目モデルが販売中の「フィット」。
 
 そんな現行型フィットのマイナーチェンジモデルの写真が、中華人民共和国工業情報化部が発表したリストから発見されたという情報が話題になっています。

ホンダ「フィット」が中国で大胆顔に大刷新!?(画像元:中華人民共和国工業情報化部/通称:工信部)
ホンダ「フィット」が中国で大胆顔に大刷新!?(画像元:中華人民共和国工業情報化部/通称:工信部)

 現行型となる4代目フィットは2020年2月から日本で販売がスタートし、1.3リッターのガソリンモデルと1.5リッターのハイブリッドモデルの2種類のパワートレインで登場。過去に存在したスポーティモデルのRSは廃止され、代わりにアクティブなスタイルを纏ったクロスターが追加されたことでも話題を集めました。

 そして2022年10月にはマイナーチェンジを実施し、フロントグリルやバンパーの形状を変更するフェイスリフトを実施したほか、ガソリンモデルの排気量を1.5リッターへと拡大し、ハイブリッドモデルはモーターの最高出力とアクセル応答性を向上。さらに4代目登場時には消滅していたRSグレードを復活させるといったテコ入れがなされています。

 しかし現在は強力な他車のライバルコンパクトカーの存在だけでなく、自社の「N-BOX」や「フリード」、「ヴェゼル」といった人気車の影響もあって、かつての勢いは失われてしまったというのが正直なところ。そこで今回の大胆なフェイスリフトを実施したとも言えるかもしれません。

 今回明らかとなった写真では、フロントマスクが従来とは全く異なるものとなっているのが最大の特徴で、グリルと一体化した横一文字のライトと、その下に別途ライトユニットが存在していることが見て取れます。

 またバンパーのロアグリルは現行型のRSに近いハの字型の大きなものとなっており、フロントエンブレムの右下には4つのスリットがあるのも特徴的。

 この位置のスリットはフリードのAIRにも備わっているもの。ハイブリッドモデルではこの奥にラジエーターが存在するために存在しているのですが、中国向けのフィットには現状ハイブリッドモデルがラインナップされていないため、今回のタイミングで中国向けにもハイブリッドモデルが追加される、もしくはハイブリッドモデルが存在する地域のフィットもこのフェイスになるかのどちらかになるのではないでしょうか。

 なおリアセクションについては大幅に変更されたフロントに対してほぼ現行型のままとなっており、中国でもちぐはぐな印象で賛否両論となっているようです。

 果たしてこのフェイスのフィットが日本に導入されるのか、はたまた中国専用のものとなるのか、今後の動向に注目したいところです。

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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