話題の「ターボ+5MT」搭載ミライースの同乗走行も! “即満員御礼”な大人気イベント「ダイチャレ」が今年もスタート
超希少な「コペンクーペ」で参加するユーザーも!
ダイチャレで印象的なのは、サーキット仕様に仕上げられた車両に交じって、まずここでしかサーキット走行をしている姿を見られない多種多彩な車両が参加していることです。
今回も、本格的なサーキット仕様のコペンやミラなど、終日季節外れの寒いフルウエットという難しいコンディションのなか30秒台をたたき出す車両がいる一方で、ムーヴやキャストスポーツ、ハイゼットトラックなど普段街中でよく見かけるダイハツ車がサーキットを駆ける姿が見られました。

そんな中、2019年に200台限定で販売された「コペンクーペ」で、初めてダイチャレに参加したオーナーさんにお話を伺うことができました。
もともと初代コペンのオーナーだった「T.」さんは、その車を手放した直後のタイミングで、東京オートサロンでコペンクーペを実際に見たことがきっかけで、抽選に応募し見事当選したとのこと。このホワイトのコペンクーペとは別にもう1台クルマを所有しているそうですが、クーペならではの利点として走行時の静粛性の高さを実感しているとのことで、既に3万7000kmというペースで走行距離を重ねていました。
ダイチャレは初参加で、サーキット走行自体も20年ぶりとのこと。フルウエットという状況もあり走行ラインやブレーキングポイントに慣れるために様子見しながら走っているとのことでしたが、午後の計測タイミングでは軽快な走りを披露していました。
イベント参加者の声が車両の開発のヒントに! ?
自分のクルマで走るだけでなく、同乗走行の枠も多く設けられているのもこのイベントの特長の一つです。今回は競技車両のダイハツ車2台の枠が設けられていましたが、そのなかで、最近注目されているミライースにターボエンジン+5速MTを搭載した、全日本ラリー選手権に参加している貴重な1台に同乗することができました。

ドライバーを務めてくれたダイハツ工業の社員でもある相原泰祐さんは、この車両を作るきっかけとなったのがまさにこの「ダイチャレ」イベントに参加するユーザーの声だったとのことです。
ダイハツにはコペンというスポーツカーがありますが、日常での利便性やサーキット走行でタイヤを積むなど、4人が乗れてMTで走れる新車が欲しいという要望がかなり多く、そういった声を反映してこのマシンを開発。さらに2025年のオートサロンで参考出品された「ミライース GR SPORT コンセプト」の企画にもつながったと言います。
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