スバルは2025年3月13日、5ドアハッチバック「インプレッサ」に特別仕様車「ST Black Selection（以下、ブラックセレクション）」を新設定したと発表しました。
　
　このモデルについてネット上ではさまざまな反響が集まっています。

　インプレッサは1992年に初代が登場し、現行モデルは2023年登場の第6世代。セダン「G4」が廃止され、現在は5ドアハッチバック1本に絞られたラインナップとなっています。全長4475mm×全幅1780mm×全高1450-1515mmというボディサイズは、日本の道路事情にもマッチし、使い勝手の良さが支持されています。

　エクステリアはスバルらしいスポーティさを継承しつつ、今回のブラックセレクションではより精悍な印象を強調。ブラック塗装のドアミラーやサイドシルスポイラー、ルーフスポイラーなどの加飾が採用され、ネット上では「シックで精悍な顔付きがイイ」「黒入れるだけでさらにカッコよくなった」といった反響が寄せられています。

　足元にはダークメタリック塗装の17インチ専用ホイールが装備され、フロントにはブラック加飾のフォグランプカバーも採用し、スポーティさを演出。

　インテリアでは、ブラック基調の落ち着いた空間に、スポーツペダルやシルバーステッチ付きフロアコンソールなどを採用し、上質感をプラス。「内装シンプルなのに高級感があっていいな」といったコメントも見受けられました。

　さらに運転席には10ウェイ、助手席には8ウェイの電動シートを備え、ステアリングヒーターやシートヒーターも標準装備されます。ドライバーの乗降をサポートするシート自動後退機能もあり、ネット上では「快適装備が充実してて、高級車感ある」と好意的に受け止められています。

　安全装備では、ステレオカメラと広角単眼カメラを組み合わせた進化版「アイサイト」や、プリクラッシュステアリング、スバルリヤビークルディテクションなどを標準搭載。「欲しい装備がフルで入ってて安心」「この価格帯でこれだけ充実してるのはすごい」と安全性の高さにも注目が集まっています。

　パワートレインは、最高出力154馬力を発揮する2.0リッター水平対向エンジンとCVTを組み合わせたガソリンモデル。

　ブラックセレクションの販売価格（消費税込）はFWDが305万8000円、AWDが327万2500円。

　通常モデル（FWDが272万2500円、AWDが299万2000円）に比べると高めではありますが、「この装備で30万円差ならむしろお得」「ノーマルのSTより満足感高い」といったコスパ面での評価も見られました。

　視覚的な魅力と装備の充実、走りの質感が高次元でバランスされたブラックセレクション。日常の使いやすさと、特別感を求めるユーザーにとって、有力な選択肢となりそうです。