オプションだけで「662万円超え」も!? 最新「“超高級”SUV」どれがイイ? 「マイバッハ・レンジローバー・アウディ」イッキ乗り! それぞれの“スゴすぎるところ”とは【試乗記】

気品漂うモダンデザイン! レンジローバー「オートバイオグラフィー P550e」

 続いて、従来のP510eからP550eへ進化したレンジローバー オートバイオグラフィー P550e。

“砂漠のロールスロイス”との異名をとるほどに、SUVでありながら気品漂うエクステリアデザインは健在で、フロントグリルやバンパー開口部がよりモダンなデザインとなっています。

絶大な安心感に感動! レンジローバー「オートバイオグラフィー P550e」
絶大な安心感に感動! レンジローバー「オートバイオグラフィー P550e」

 インテリアは多くのスイッチがディスプレイによるタッチ操作に集約され、とてもシンプルですっきりとした空間。

 それでも、センターコンソールに使われる木目やソフトな触感のインナーパネルなどによって、どこか温もりを感じるところもレンジローバーらしさです。

 ランドローバー/レンジローバーが大切にしている、運転席からの視界や操作性の良さを表す「コマンドポジション」もしっかり受け継がれ、座るとクルマ全体に守られているような安心感に包まれました。

 パワートレインは、エンジンは従来通りに最高出力400ps、最大トルク550Nmとなる3リッター直列6気筒ターボエンジンですが、モーターは出力が約218ps、281Nmへアップし、トータルでの出力が550psとなっているのは車名からもわかる通りです。

 そして駆動用となる38.2kWhのリチウムイオンバッテリーがフロア下に配置され、一充電あたりのEV走行距離が最大120km(WLTPモード)と、従来の100kmから大きく延びました。

 充電は普通充電が最大7kWまで対応しており、急速充電は30kWの充電器の場合、約60分で80%までの充電能力となっています。

 走り出しはEVモードで、静かさとなめらかさの中にもドッシリとした重厚感が伝わる上質な加速フィール。

 風が強い日だったということを忘れてしまいそうなほど、室内は穏やかな時間が流れていきます。

 ハイブリッドモードにするとエンジンが始動しますが、その音に安っぽさがなく心地よく響くところはさすが直6エンジンと納得。追い越し加速などでも荒っぽさは微塵も感じさせず、余裕たっぷりで走ることができました。

「エコ」「コンフォート」「ダイナミック」「オフロード」に加え、悪路走破性を高めるテレインレスポンスも搭載されており、いざという時でもどっしりと構えていられる絶大な安心感。

 それがレンジローバー オートバイオグラフィー P550eの大きな魅力だと感じました。

 価格は2447万円。EQS680 SUVほどではないですが、この試乗車にも総額146万6000円もの贅沢なメーカーオプションが装着されていました。

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1件のコメント

  1. マイバッハはいかにもすぎるけど、レンジは憧れます。買えないですけど…
    ところで車内の上座は普通助手席後ろですね。タクシーの場合は運転席後ろかな。

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