ホンダ「CB-F顔の“モンキー125”」!? 見た目は昭和・中身は最新! “歴代名車”カラーをまとったミニバイク「エフモン」とは

TTRモータースが「第52回 東京モーターサイクルショー」に出展した「エフモン」は、モンキー125にCB-Fの意匠を融合させたユニークなカスタムモデルです。一体どのようなバイクなのでしょうか。

昭和の名車CB-F顔のホンダ「モンキー125」!

 2025年3月28日から30日まで、国内最大級のモーターサイクルイベント「第52回 東京モーターサイクルショー」が東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催されました。
 
 国内外のバイクメーカーやカスタムビルダーが数々の新型モデルやカスタムマシンを出展するなか、TTRモータースが出展した、CB-F風のカスタムモデル「エフモン」が注目を集めました。

CB-Fがミニバイクに!?
CB-Fがミニバイクに!?

 TTRモータースは、CB-Fを中心に同年代のバイクの整備やカスタムを手掛けるショップです。

 代表取締約の林一彰さんはエフモンに関して、以下のように話します。

「昭和の名車であるCBシリーズは、事故や廃車により年々オリジナルの数が減少しています。そこでCBの良さ、デザインのすばらしさを伝え、気軽に楽しんでいただけるようにエフモンを作成しました」

 エフモンのベース車両となっているのは現行型のホンダ「モンキー125」で、遊び心あふれるデザインと軽快な走りを両立しており、125ccクラスの中でも高い人気を誇ります。

 コンパクトながらしっかりと作り込まれたフレームや足まわり、そして空冷単気筒エンジンが持つ独特のフィーリングは、多くのファンを惹きつけています。

 一方で、カスタムのモチーフとなった「CB-F」シリーズは、1980年代にホンダが展開していた空冷4ストロークエンジン搭載のネイキッドスポーツバイクです。

 とくに「CB750F」や「CB900F」といった中・大型クラスは、当時のバイクブームの象徴とも言える存在であり、その角ばったデザインや直線的なラインは現在でも根強い人気を誇ります。

 この両者を融合させたエフモンは、TTRモータースによる「エフモン外装キット」を装着することで、CB-Fの雰囲気をまとった個性的なルックスを実現しています。

 今回展示された車両は、1982年モデルのCB750Fカラーを再現したエフモンと細部までこだわりのカスタムが施されたエフモン白龍神(はくりゅうじん)の2台。

エフモン白龍神は、特殊な表面仕上げとコーティングが施されています。

 足まわりには、GEARS RACINGとコラボした前後サスペンションが装着されており、モンキー125の軽快な走りをさらに高める仕上がりとなっています。

 ステアリングまわりには、SMR製のアルミ削り出しステアリングステムキットを採用。精密感と剛性感を備え、ハンドリング性能に貢献しています。

 マフラーは埼玉県にあるSSPファクトリーにて特注されたもので、見た目と音にこだわった造形となっていました。

 また、シート上部には蛇皮が用いられており、細部に至るまでこだわり抜かれた一台であることが伝わってきます。

 エフモン白龍神は見た目こそショーモデルのようですが、ベースがモンキー125であることもあり、各種保安部品が備えられて公道走行が可能な仕様になっています。

 なお、今回のエフモン白龍神はワンオフモデルとして製作されたもので、市販はされていません。

 一方CB750Fカラーのエフモン外装キットは、一般ユーザー向けにも販売されており、この他にもさまざまな年代のCB-Fカラーが用意されています。また、タンク横の文字は「HONDA」に変更することも可能です。

 キット単体の価格(消費税込)は、未塗装20万7900円/塗装済み32万8900円です。

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