全長5m級! マツダ新型「“5ドア”セダン」先行発売! 流麗フォルムにワゴンみたいな斬新ラゲッジ搭載! パワフル&静音な「MAZDA6e 匠」ドイツで登場
マツダのミドルサイズセダン「MAZDA6e」の一部グレードがドイツで先行発売されました。どのようなモデルなのでしょうか。
セダンなのにワゴンみたいな荷室を搭載!?
マツダのドイツ法人は2025年4月1日、新型「MAZDA6e」の先行注文を開始したと発表しました。
新型MAZDA6eは、セダンタイプのBEV(バッテリー電気自動車)です。2024年4月の北京国際モーターショーで公開された「MAZDA EZ-6(イージーシックス)」をベースに、欧州市場に合わせて走行性能や機能性などつくり込んでいます。

ボディサイズは全長4921mm×全幅1890mm×全高1491mm、ホイールベース2895mm。車格としては2024年まで日本で販売されていたミドルサイズセダンの「MAZDA6」(旧名アテンザ)」と同等で、マツダの中国でのパートナーである長安汽車が有する電動技術およびスマート技術を採用しました。
外観は、研ぎ澄まされた美しさと生命感を追求したデザインを採用。フロントはシグネチャーウィングが浮かび上がるように発光する光の演出が印象的で、リアには高速走行時の安定性を向上させる電動格納リアスポイラーを装着します。
サイドから見ると5ドアファストバックのように流れるようなフォルムとなっており、大型の電動テールゲートはガラスと一体化して開閉。後席の背もたれを前に倒すと広いラゲッジルームが出現し、ワゴンのように使うこともできます。
内装は、シンプルさと美しさを強調する日本の「間」からインスピレーションを受けたもの。前席と後部座席の乗員の足元スペースは広く確保されたほか、パノラマガラスルーフから差し込んだ自然光が室内を明るく照らします。
運転席まわりは10.25インチディスプレイ(計器用)と14.6インチディスプレイ(インフォテインメント用)のほか、速度や道案内などの各種情報をフロントウィンドウ越しに表示するAR-HUD(拡張現実ヘッドアップディスプレイ)を装備しました。
そのほか、運転席メモリー機能付電動調整ヒーター付フロントシート、デュアルゾーンオートエアコンディショナー、フロントヘッドレストのスピーカーを含む14スピーカー付ソニーサウンドシステム、ワイヤレススマートフォン充電ステーション、ワイヤレスApple CarPlayおよびワイヤレスAndroid Autoによるスマートフォン連携、360°モニター、LEDヘッドライトなどが標準装備されます。
さらに上級グレードでは、ライトブラウンを基調とした洗練されたインテリアや、パノラミックガラスルーフ用の電動サンブラインドも備えました。
搭載されるモーターは最高出力190kW(258hp)・最大トルク320Nmを発生し、後輪を駆動させます。
グレードは、68.8kWhのバッテリーを搭載して航続距離が479kmの「MAZDA6e EV TAKUMI(匠)/TAKUMI PLUS」と、80kWhのバッテリーで航続距離が552kmの「MAZDA6e EV Long Range TAKUM/TAKUMI PLUS」が用意されました。
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ドイツでの新型MAZDA6eの価格は4万4900ユーロから4万8500ユーロ、日本円で約726万円から約784万円です。
現在は、MAZDA6e EV TAKUMIが注文可能となっており、その他のグレードは2025年夏に発売される予定です。
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