ホンダ新型「プレリュード」インテリア世界初公開! “ブルー×ホワイト”のプレミアム内装採用! 新型「4人乗りクーペ」25年秋発売へ!

2025年秋に発売される予定のホンダ新型「プレリュード」の内装が披露されました。一体どのようなインテリアなのでしょうか。

運転席と助手席でシートの仕様がちょっと違う!?

 ホンダは2025年4月2日、新型「プレリュード」のインテリアを世界初公開しました。同車は同年秋に発売される予定です。
 
 初代プレリュードは、1978年に2ドアクーペとして登場。バブル期には「デートカー」として若者から支持されるなど人気となりましたが、2001年に5代目モデルの販売が終了し、その歴史に幕を下ろしました。

2025年にいよいよ発売!
2025年にいよいよ発売!

 終売から22年が経過した2023年10月、「ジャパンモビリティショー2023」で「プレリュード コンセプト」が世界初公開され、大きな話題となりました。

 さらに2025年1月に開催された「東京オートサロン2025」では、さらに市販車に近づいた「プレリュード プロトタイプ」が披露され、復活への期待感を高めています。

 そして今回、6代目となる新型プレリュードの内装デザインがお披露目されました。一体どのようなインテリアとなっているのでしょうか。

 新型プレリュードは「UNLIMITED GLIDE」をコンセプトとし、どこまでも行きたくなる気持ち良さと非日常のときめきを追求しました。

 モチーフとなったのは「グライダー」。グライダーは動力がないものの、地球を味方につけると長距離を何時間飛ぶことができ、スムーズかつクリーンな一方、いざ操縦桿を握るとダイナミックに動く乗り物でもあり、そこからヘリテージにとらわれない“現代のプレリュード”のイメージを膨らませたといいます。

 外観デザインは、大空を滑空するグライダーのように、ノイズのないプロポーションを実現。低くシャープなフロントノーズから流れるように続くルーフラインにより、走りの良さを予感させる伸びやかなフォルムを完成させました。

 また、スポーツタイプのモデルということで、しっかりと張り出したフロントフェンダーで安定感を表現。前後のLEDライトは横基調のグラフィックとすることで、ワイド感を感じられるデザインとしています。

 なお、プレリュード コンセプトではホイール20インチでしたが、市販車では19インチを装着。ホワイトのボディカラーは新規開発されたもので、爽快さ・ライトウェイトを表現しました。

 そしてインテリアはテーマを「ライディングコックピット」と定め、滑空するような高揚感を得られる内装を実現。3つのキーワードとして「着心地フィット」「行き先を誘う(いざなう)視界」「直観スポーツHMI」を掲げました。

 着心地フィットでは、新型プレリュードはドライバーだけのクルマではなく、特別な誰かと気持ちを高め合ってほしいということから、運転席・助手席がパーソナライズされた空間であることを目指しています。

 そこで、運転席と助手席の仕様を変更。運転席はドライビングに集中できるように、ホールド感を高めたシートとし、助手席は少し柔らかめのクッションを採用した“包まれ感”のあるシートとしました。

 シートはブルー(深いネイビー)とホワイトでコーディネート。ブルーは包み込まれるような安心感、ホワイトは軽快感を表現しています。

 また、ヘッドレストに「Prelude」の型押し加工が施されたほか、シートセンターのブルー生地には、ホンダのヘリテージのパターンを現代風にアレンジしたクラシックかつモダンな千鳥格子を隠し入れるといった遊び心も加えられています。

 なお、2+2の4人乗りなので、広くはないものの実用に足る後席が設定されました。

 行き先を誘う視界では、インパネを水平基調にしたことやフロントフェンダーの両脇を盛り上げたことなどにより、車両のサイズ感や状態が把握しやすい視界を確保していました。

 さらに、直感スポーツHMIでは、メータのグラフィックやステアリングスイッチなど、情報が瞬間的に認知しやすいような造形を実現。スイッチ類の操作性にもこだわりました。

 新型プレリュードはラゲッジスペースもポイントのひとつ。歴代モデルはトランクタイプでしたが、新型ではハッチバックタイプとし、大開口によって荷物の積み下ろしがしやすい荷室を実現しています。

 リアシートを前に倒すとさらに大きな空間が出現し、ゴルフバッグであれば2個を積載できる容量を確保しました。

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 走行性能面では、エンジンとモーターを制御してレスポンス性を高める次世代技術「Honda S+ Shift」を初搭載。ハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載しながらダイレクト感のある変速を実現し、意のままの走りが可能になりました。

 また、「シビックタイプR」に搭載された“FF最高峰”のシャシを採用。グランドツーリングにふさわしい専用セッティングとし、レスポンシブルなハンドリングとスムーズな乗り心地を実現します。

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Writer: くるまのニュース編集部

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