ホンダ「新型プレリュード」まもなく登場へ 24年ぶり“復活”の「スペシャルティカー」はライバルも多数存在!? 新たな「国産2ドアクーペ」はどんなモデルと競うのか
ホンダ新型「プレリュード」が24年ぶりに復活し、2025年秋に登場予定です。新たな2ドアスポーツクーペですが、ライバルとなるべき車種にはどのようなクルマがあるのでしょうか。
新型「プレリュード」まもなく登場! ライバルは誰だ!
2025年秋、ホンダ「プレリュード」が24年ぶりに復活します。
プレリュードといえば、かつてヒットした「スペシャルティカー」として人気を博し、各社からこれに追随するようにライバル車が登場しました。
では、まもなく登場する新型はどのクルマと比較されるのでしょうか。

プレリュードは、1978年に初代がデビューした2ドアクーペです。スタイリッシュなデザインから若者に支持され、1980年代の2代目以降では、当時の好景気も相まって「デートカー」や「スペシャルティカー」として高い人気を誇っていました。
スペシャルティカーとは、単なる移動手段に徹した実用モデルとは違い、デザインや個性を重視したパーソナルユースのクルマのことを指します。
プレリュードは歴代モデルを通じて、走行性能だけでなく快適性やスタイル、先進技術の搭載といった独自の魅力を磨き続けてきたことが特徴で、5世代にわたって展開されました。
いっぽう、クーペの不人気などから2001年に生産を終え、その後はプレリュードの直接的な後継モデルは登場していませんでしたが、2023年10月開催の「ジャパンモビリティショー2023」で披露された2ドアクーペに「プレリュード」の名が付され、サプライズで公開。
そして、2025年秋に発売されることになり、プレリュードが人気を誇っていた1980年代から1990年代前半頃の当時を知る人や、スポーツカーファンなどから熱い視線が注がれています。
そんな「6代目」となるべき新型プレリュードが再び登場するとなると、気になるのはライバル車の存在です。
2ドアクーペというボディや、スタイリッシュなスペシャルティカーという観点からまずライバルとして名前が挙がるのは、日産「フェアレディZ」でしょう。
フェアレディZは、1969年に初代がデビューして以来、日産を代表するスポーツカー/スペシャルティカーとして半世紀以上にわたって愛され続けてきたモデルです。
現行型のフェアレディZは通算7世代目。400馬力を発揮する強力な3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、6速MTと9速ATが用意されています。
特徴的なフロントグリルとロングノーズのシルエットは、歴代フェアレディZのモチーフを現代風に昇華したデザインであり、ノスタルジーと先進性を融合させた存在感を放っています。
また、かつてのフェアレディZがそうであったように、北米市場を意識して開発された点が、プレリュードとも共通するポイントといえます。
プレリュードとフェアレディZは、共に長い歴史を持ち、途中で生産を終了しながらもファンに支えられ、再び現代に蘇ったモデルであるという点でも、似た歩みをたどっています。
デートカーやスペシャルティカーとして愛された背景も共有しており、新旧を問わずクルマ好きを惹きつける存在です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。