ホンダが新型「プレリュード」を実車公開へ! 24年ぶり復活の「2ドアスペシャルモデル」はどんな歴史がある? 超懐かしい歴代“デートカー”を幕張で披露
ホンダは、2025年4月11日から13日まで開催の自動車イベント「オートモビル カウンシル 2025」に、2025年秋より発売予定の新型「プレリュード」(プロトタイプ)と、初代から5代目までの歴代プレリュードを展示します。
2025年秋の市販化目前の新型「プレリュード」を展示
ホンダは、2025年4月11日から13日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催の自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビル カウンシル 2025)」に、2025年秋より発売予定の新型「プレリュード」(プロトタイプ)を出展します。
あわせて、初代から5代目までの歴代プレリュード5モデルも展示されます。
![ホンダ「新型プレリュード」プロトタイプ[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/02/20250212_Honda_PRELUDE_001.jpg?v=1739331819)
プレリュードは、1978年から2001年まで5世代にわたって発売されたホンダの2ドアクーペです。
なかでも2代目(1982年~1987年)や3代目(1987年~1991年)プレリュードは、好景気を背景に若者などから「デートカー」として絶大な支持を集めるヒット作となったほか、4代目(1991年~1996年)以降はスポーツ路線を強化するなど、時代に合わせた進化を続けていました。
しかしその後クーペ人気は急激に衰退し、プレリュードも5代目(1996年~2001年)モデルで一度絶版となっています。
そんななか、2023年10月に開催された第1回「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」でホンダは、新たな「プレリュード コンセプト」を出展し、22年ぶりにその名を復活させました。
新型プレリュード コンセプトについてホンダは「本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデル」だと説明し、スポーツクーペ路線であることを明らかにしています。
ホンダはその後、新型プレリュードの市販化を表明。6代目モデルとして2025年秋以降に発売すると発表。
2025年3月現在、パワートレインやボディサイズといった詳細なスペックは明らかにされていませんが、スポーティな制御機能「Honda S+ Shift(ホンダ エスプラスシフト)」を備えたハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)を搭載するとしています。
2025年1月開催のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」では、エアロパーツを装着したカスタマイズ仕様のプロトタイプモデルを出展したほか、4月2日に東京都内で開催されるF1イベントでは新型プレリュードの内装が初公開される予定となっているなど、市販化に向けた動きも活発になっています。
続いて新型プレリュードが公開されるオートモビル カウンシルは、新車、ヘリテージカーに限らず、自動車文化全般の楽しさを紹介するイベントで、今回で開催10周年となります。
歴代プレリュードと新型を一堂に会した展示もそうした開催趣旨に沿ったものですが、新旧モデルをまとめてチェックできる貴重な機会となりそうです。
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