約226万円から! トヨタ「新型SUV」発売! “RAV4サイズ”ボディ採用&メーカー初「画期的な機能」搭載! “サメ顔×一文字ライト”が目を惹く「bZ3X」中国モデル登場!

2025年3月6日に中国市場で発売されたトヨタの新型SUV「bZ3X」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

トヨタ新型SUV「bZ3X」発売!

 2025年3月6日、トヨタと中国の広州汽車集団が共同で設立した「広汽トヨタ」は、新型のバッテリーEV「bZ3X」を正式に発売を開始しました。

トヨタの新たなbZシリーズ「bZ3X」とは?
トヨタの新たなbZシリーズ「bZ3X」とは?

 bZ3Xは、中国市場を主なターゲットとして開発されたSUVで、トヨタと広汽トヨタが協力して設計から製造、販売までを行っています。

 トヨタの電動車ブランド「bZシリーズ」の一員として位置づけられ、すでに販売中の「bZ4X」や中国向けセダン「bZ3」に続くモデルです。

 bZ3Xのボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mmで、ホイールベースは2850mmと、トヨタの人気SUV「RAV4」(全長4600-4610mm×全幅1855-1865mm×全高1685-1735mm、ホイールベース2690mm)とほぼ同等のボディサイズを持ち、特にルーフラインの工夫により存在感のある外観に仕上がっています。

 フロントにはトヨタが「ハンマーヘッド」と名付けた最新のデザイン哲学が反映されています。

 また、リアには横に伸びる一文字のLEDテールランプが配置され、先進的な雰囲気を醸し出しています。

 全体的に角張った形状が強調されており、そのおかげで室内もゆったりとした空間が確保され、家族での利用にも適した作りになっています。

 内装はシンプルかつ上質感を重視した設計で、7インチのデジタルメーターと12.3インチの大画面タッチパネルが備わっています。

 さらに、クアルコムのSnapdragon 8155チップを搭載することで、快適で直感的な操作が可能です。

 音響面では、ヤマハ製の11スピーカーシステムが採用され、高音質なオーディオ体験を提供します。これにより、エンターテインメント性も高く、長時間のドライブでも楽しめる仕様となっています。

 安全面では、中国の自動運転技術企業「Momenta」と共同で開発した先進運転支援システム「TOYOTA PILOT」がトヨタ車として初めて搭載されました。

 このシステムの目玉は「NOA(Navigation on Autopilot)」で、ナビに目的地を設定するだけで車両が自動で運転を担う機能です。

 中国では高速道路での自動運転技術が急速に普及しており、「TOYOTA PILOT」はそのニーズに応えるべく最新技術を取り入れています。

 具体的には、LiDARを補助的に使いながら、主にカメラ映像で高精度なマップをリアルタイムで作成し、高速道路だけでなく市街地でも自然で安定した走行を実現します。

 グレードは、主にモーターの出力やバッテリー容量の違いによって構成されており、「430」、「520」、「620」の3タイプから選択可能です。

 フロントにモーターを搭載し、430グレードと520グレードは最高出力が204ps、610グレードは224psを発揮。

 バッテリー容量は430グレードが50kWh、520グレードが58kWh、620グレードが67kWhです。

 それぞれの航続距離(CLTC基準)は、430グレードが430km、520グレードが520km、620グレードが620kmとなっており、長距離の移動にも対応できる実用性が魅力です。

 価格はグレードに応じて10万9800元(約226万円)から15万9800元(約328万円)に設定されており、手頃さと性能のバランスが取れたモデルと言えるでしょう。

【画像】超カッコいい! これがトヨタ初の機能搭載の「新型SUV」です!(30枚以上)

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