西東京~東村山つなぐ「新所沢街道」開通効果に反響多数!?「良い道だね」「通行しやすい」 所要時間&渋滞長が「6割減少」でスムーズ通勤も
西東京エリアをつらぬく「新所沢街道」の開通効果が発表され、反響が集まっています。一体どのように便利になり、どういった声が上がっているのでしょうか。
開通効果を実感する声も
西東京エリアをつらぬく「新所沢街道」の開通効果が発表され、反響が集まっています。
一体どのように便利になり、どういった声が上がっているのでしょうか。

新所沢街道は、西東京方面から東村山を経て、所沢・飯能方面へ一本でむすぶ都市計画道路の総称です。
2024年2月に、ブツ切れになっていた田無の西原工区が開通。これにより、東村山~東久留米~西東京の5.6kmがまるごと一本につながることとなったのです。
これにより、今まで狭隘な生活道路である所沢街道の代わりに、空間的余裕のある新所沢街道で横軸移動ができるようになったほか、単純に両市間移動の交通容量が増加することとなりました。
先行して2021年8月に、東大農場をつらぬく東側区間が開通。これによって、新青梅街道との交差で破滅的渋滞となっていた「北原交差点」をスルーするルートが生まれ、ひばりが丘駅~武蔵境駅をつなぐ南北道路へ直結可能となったのです。
そうした開通効果が、開通1年後の2025年2月に、具体的な数字で公開されました。
それによると、開通半年で、滝山団地から六角地蔵尊までの3km弱の所要時間は10分→4分(逆方面は8分→4分)と、半減短縮する結果になっています。
所沢街道の交通量も、並行する新所沢街道に分散することで12時間あたり約9600台から約6700台に大きく減少しています。
先述の北原交差点の渋滞も、朝の渋滞長は約260m→約110mとなり、都心方面への快適性が向上しています。
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道路が足りていなかった東村山~西東京の新道路完成に対し、SNS上などでは「新所沢街道楽しい〜良い道だわ」「車で谷戸街道からコーナンのゴルフ場まで、大変通行しやすくなりました」「新青梅街道に出るとこ(北原交差点)が激混みだから、新所沢街道が抜け道で助かる」など、効果を実感する声が。
いっぽうで「新所沢街道と言いながら、入間所沢バイパスにつながるのは永遠に先になりそう」「生きてるうちに飯能までつながるのかな」という声も。さらに「新所沢街道、つながったのはいいけど、信号に引っかかりまくって結局時間かかった」というコメントも散見されました。
気になる新所沢街道の「東村山~所沢」区間ですが、東村山市内の未開通区間は、用地取得率が6割程度です。埼玉県境部は事業化すらまだの状況。いっぽう埼玉県内では、所沢入間バイパスの延伸工事が進行中で、少しずつ都県境へ近づいてきています。
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