新車151万円! スズキ「“精悍”軽トラ」がカッコイイ! 5速MT×高性能「デフロック付き4WD」も設定! ワイルド仕様で“機能美”あふれる「スーパーキャリイ X LIMITED」の魅力とは
室内が広い軽トラックのスズキ「スーパーキャリイ」には、特別仕様車「Xリミテッド」が設定されています。仕事に趣味に活躍できるという、その魅力に深掘りします。
生活の道具をカッコよく! 「Xリミテッド」の魅力は?
日本独自の規格、軽自動車。コンパクトで維持費が安いことから、乗用車のみならず、軽商用車も全国津々浦々で活躍しており、日本の生活を支えているインフラのひとつと呼んでも過言ではないでしょう。
日本を代表する軽自動車メーカーのスズキは、1955年に軽四輪商用車市場に進出しました。そして1961年には軽トラック「キャリイ」が「スズライトキャリイFB」として誕生。
以来、現在に至るまで64年の長きににわたり販売され、多くのユーザーに愛されています。

現行型は2013年に発売された11代目。室内空間の拡大、乗降性の向上など多岐にわたる改善が施された意欲作で、元来軽自動車の生産ラインを持たなかった日産、かつては自社で開発・生産を行なっていたマツダ・三菱にもOEMで供給中。
キャリイのみならず、キャリイの仲間も日本中でその姿を見ることができます。
この11代目キャリイに、キャブを後方に伸ばして快適性を大幅にアップした「スーパーキャリイ」が追加されたのは2018年のことでした。
現行車種で軽トラックのキャブを拡大したモデルには、ダイハツ「ハイゼットトラック」の室内長を270mm伸ばした「ハイゼットジャンボ」も存在しており、こちらも広々として室内が高い人気を誇っています。
そのライバルとも言えるスーパーキャリイのキャビン拡大量は、ハイゼットジャンボを大幅に上回る460mm。
横から見ると、半分近くがキャブ、というスタイルを得ています。
とはいえ荷台長は1480mm、荷台有効長(キャブの下側にも薄い荷物なら入る)なら1975mmを有しています。
室内長の拡大によりリクライニング角度40度、シートスライド量180mmを確保したほか、拡大されたスペースには荷物を置くことも可能に。
ハイルーフ化したことで室内高も拡がっており、直角シートで室内が狭い軽トラック、というイメージを大きく覆しています。
さらに2023年12月、スズキはスーパーキャリイの特別仕様車「Xリミテッド」をリリースしたのです。
ボディサイドとアンダーボディを走る専用デカール、ブラック塗装が施されたLEDヘッドランプのエクステンションとフロントガーニッシュ・フォグランプベゼル、ブラックメタリック塗装のホイールが精悍さを増しており、仕事でも趣味でも活躍できるスーパーキャリイの魅力をさらに高めています。
ボディカラーには、落ち着いた色調でありながら華やかさを醸し出す「モスグレーメタリック」、「シルキーシルバーメタリック」、「クールカーキパールメタリック」、「ブルーイッシュブラックパール3」を用意。
いずれも軽商用車らしからぬ、硬質感のある色味で、都市部や郊外などあらゆるシーンに映える雰囲気を得ています。
ラインナップは、通常のスーパーキャリイの「X」「L」の両グレード同様、5速マニュアル以外にもオートマチックトランスミッションが用意されているほか、2WD・4WDをそれぞれに設定。
5速マニュアルの4WDでは、路面状況に合わせて力強い走りが選べる「高低速2段切替え式パートタイム4WD」を搭載しているため、悪路を走ることが多い人にも対応しています。
スーパーキャリイ Xリミテッドの車両価格(消費税込)は151万4700円から174万3500円に設定されています。
軽トラックが持つ、機能が形状を決める「機能美」は、スーパーキャリイの大きな魅力です。それをXリミテッドではそれをより強く見せることに成功しています。
軽トラックを日常のアシに使うカッコよさってあると思います。スーパーキャリイXリミテッドのある暮らしを想像しただけで、ワクワクしてしまいました。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。
実家に軽トラックや軽ワゴン車があって引っ越しなどで良く使っていました。
結論から言うと「屋根」のある軽ワゴン車は積載スペースが軽トラと同じで幌やロープがけ不要で荷物が濡れたり盗難リスクもありませんから利便性は最高です。軽トラは軽トラで車体の長さくらいある長モノも詰めるし泥や土がついた農作物や農機も運べるメリットがありますが農家以外、軽ワゴン車で99%はカバーできますから軽ワゴン車一択と思います。