尾道~広島が「無料で信号ゼロ」に!? 「福山本郷道路」計画に反響多数「非常に助かる」「早く完成して」いよいよ“最終工区”概略ルート検討開始
広島~尾道を「無料で信号ゼロ」でつなぐ高規格道路「福山本郷道路」計画に、反響が集まっています。開通すればどう便利になるのでしょうか。またどういった声が上がっているのでしょうか。
山陽道直結へ「最終工区」に反響あり
広島~尾道を「無料で信号ゼロ」でつなぐ高規格道路「福山本郷道路」計画に、反響が集まっています。
開通すればどう便利になるのでしょうか。またどういった声が上がっているのでしょうか。

福山本郷道路は、福山市街からつながる国道2号バイパス「赤坂バイパス」「松永道路」の直通先として、さらに尾道市街、三原市街を経て、広島空港の手前で山陽道へ直結するものです。
尾道も三原も山陽道から遠く、唯一の東西軸である国道2号は片側1車線なので、どこもかしこも大渋滞になっています。観光バスも、三原の工業地帯のトラックも、生活交通と混在して渋滞に巻き込まれています。そこで、高架主体のバイパス整備が進んでいます。
すでに「尾道バイパス」「木原道路」「三原バイパス」が開通済みで、2大市街は暫定2車線でカバーされています。
しかし、そこから肝心の広島方面へつなぐ部分(三原~本郷工区)が未開通どころか、事業化すらされていません。
その工区が今回、ついに計画段階評価で「概略ルート」を決定すべく、最初のプロセスである1回目の地域アンケートが2025年2月21日に始まりました。
ここで地域課題を整理したうえでルート・構造案が3つ程度に絞られ、そこから2回目の地域アンケートを経て、最終案が決定されることとなります。概略ルートが決まれば、都市計画決定と環境アセスメントを経て、事業化を待つのみの段階になります。
事業化し完成すれば、空港アクセスや広島市内、愛媛県方面との周遊観光がしやすくなるほか、山陽道までがノロノロで遠かった三原・尾道エリアが状況改善します。
ちなみに本郷から先は一部が4車線化済み。その先はしばらく未整備で、西条・東広島バイパスが広島市街に直結しています。
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ついに概略ルートの決定プロセスが本格的に始まった福山本郷道路(三原~本郷)。ネット上では「非常に助かりますねえ」「早く出来るといいな」「ほえ~便利になるな」「計画はあるものの今まで全然話が出てこなかった区間なので、一生できないのかと思ってました」など、計画前進に歓迎する声が。
また「広島県西部も広島市中心部のバイパス延伸でゴタゴタしているけど、数年前の東広島へのバイパスが出来たことで一気に改善されたよ」など、バイパス効果を実感しているコメントありました。
いっぽう岡山県民からは「広島は主要道路がどんどん整備されていて羨ましいです」という声も。とはいえ、岡山県内でも国道2号の改良・立体化は各地で着々と進んでいるところで、近いうちに着工を含めて事業が目に見える状態になっていきそうです。
第1回地域アンケートは同年3月末まで行われます。
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