ダイハツの「“最上級”SUV」がスゴい! 全長4m級の快速「ハイブリッド」は“使い勝手”もイイ!? 人気の「ロッキー」試して分かった優位点とは
超コンパクトSUVの後席&荷室は驚くほど広かった!
後席に座ってみると、足元スペースと頭上スペースは、身長180cm級の大人でもゆったりしていました。
ドア開口部も高さがあって乗り降りしやすいので、チャイルドシートを使う世代のファミリーにも十分おすすめできます。

後席は6:4分割で2段階のリクライニングと前倒しができ、両方倒すと少し傾斜は残るものの、大きな荷物も積みやすい広大なスペースが生まれます。
ラゲッジ容量は、5人乗車時でも369リットルとコンパクトクラスでは大きめの容量を確保。
デッキボードが2段階で高さが変えられ、デッキボードの下にも収納スペースがあり、それを含めるとハイブリッドは386リットル、ガソリンの2WDなら449リットルと大容量です。
デッキボードを立てて、アンダーラゲージを使えば大きなベビーカーや観葉植物など、背の高い荷物も積めるのが便利です。
小さいボディながらも、多彩な使いやすさを実現しているところはさすがダイハツ。
ロッキー e-SMARTハイブリッドは、サイズ以上の満足感があると感じます。
4WDモデルが「1Lターボエンジン」のみで、他のエンジンやハイブリットシステムの採用はしないのが気になります。雪国なので、4WDモデルを買うのが当たり前で、ロッキーにしてもライズ(トヨタ)でも大きな変化がないのが気がかりです。4WDにも何らかのモデルチェンジを期待したいところです。