ダイハツの「“最上級”SUV」がスゴい! 全長4m級の快速「ハイブリッド」は“使い勝手”もイイ!? 人気の「ロッキー」試して分かった優位点とは
細部まで収納力にこだわった「ロッキー」のインテリア
ロッキー e-SMARTハイブリッドのインテリアは、ブラック基調にメッキ装飾が使われており、運転席と助手席とをガッチリと太めのセンターコンソールが分けていて、センターパネルはやや運転席方向に傾斜しているという、スポーティな空間。
シートのクッションも肉厚で、サイドサポートがしっかりした形状からも、運転する人のことを重視している印象があります。
ボディサイズは小さくても、タフでよく走るSUVを感じさせるインテリアです。

その使い勝手を見ていくと、まずドリンクホルダーは左右にプッシュオープン式が1つずつあり、センターコンソールにも小物入れとしても使えるドリンクホルダーが設置されており、こまごましたモノの置き場所には困らないと感じます。
センターコンソールはディスプレイ、エアコン吹き出し口、ダイヤル操作のエアコン&オーディオスイッチ、その下にスマホなどが置きやすいフロントコンソールトレイもありました。
ここはUSBソケットがあって、スマホ連携ディスプレイオーディオが使いやすいことと、LED照明が付いているので、夜間でも置いたモノが見やすいのが嬉しいところです。
そしてアームレストを兼ねたセンターコンソールボックスは、あまり深さはないもののお財布やポケットティッシュなどを入れやすくなっています。
コンソールボックスの後部にもUSBソケットがあり、運転席の後部にはシートバックポケットがあり、後席に座る人もスマホやタブレットの充電や本、書類などの収納が使えて便利です。
また、Premium G HEVとガソリンモデルの「Premium G」には、助手席シートアンダートレイがあるのも特徴的。折り畳み傘やタオルなどの収納にも便利なスペースとなっています。
4WDモデルが「1Lターボエンジン」のみで、他のエンジンやハイブリットシステムの採用はしないのが気になります。雪国なので、4WDモデルを買うのが当たり前で、ロッキーにしてもライズ(トヨタ)でも大きな変化がないのが気がかりです。4WDにも何らかのモデルチェンジを期待したいところです。