「無事故・無違反だからゴールド免許になれる!」と思ったら「ブルー免許」のままの人も!? なぜ? 注意すべきコトとは

運転免許証は一般的に、その帯の色からゴールド免許、ブルー免許、グリーン免許などと呼ばれます。その中でもゴールド免許は、一定期間無事故・無違反を継続した「優良運転者」のみが取得できる免許であり、他の免許区分と比べて免許更新時の講習時間が短く、講習手数料も安いといったメリットがあります。

ゴールド免許がうっかりで…失効!? その理由は?

 さらに、免許更新でゴールド免許になる予定だった人が「うっかり失効」をすると、その後すぐに免許更新の手続きをしたとしてもゴールド免許は引き継がれず、ブルー免許に格下げされてしまいます。

 うっかり失効とは、災害を受けた、病気・ケガで入院していたなどの「やむを得ない理由」が無いにもかかわらず、免許更新をせず免許証を失効してしまうことをいいます。

 ちなみに「免許更新のハガキが届かなかった」、「仕事や家事で忙しかった」などの事情は、やむを得ない理由に当たらないため、注意が必要です。

 このうっかり失効に関してはSNS上で「引っ越しにより更新はがきが届かず失効した」、「仕事が忙しくて免許更新を忘れたことがある」といった声が複数寄せられており、意外にもうっかり失効をしてしまう人は少なくないといえるでしょう。

免許更新でゴールド免許になる予定だった人が「うっかり失効」をすると?(画像はイメージ/フォトAC)
免許更新でゴールド免許になる予定だった人が「うっかり失効」をすると?(画像はイメージ/フォトAC)

 引っ越しをした際には免許更新ハガキが届くよう、警察で免許証の住所変更手続きをおこなうほか、郵便局の郵便転送サービスを利用することが大切です。

※ ※ ※

 ゴールド免許を取得するためには、交通違反・人身事故を起こさないことや、免許証の更新手続きを期限内におこなう心がけが肝要です。

 特に一時不停止違反や最高速度違反、通行禁止違反、信号無視などは取り締まり件数が多く、日頃から検挙されないよう気をつけて運転すべきといえるでしょう。

【画像】「すげぇ!」これが超激レアな「最強免許」です(22枚)

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Writer: 元警察官はる

2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。

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