6速MT搭載! トヨタ「超すごいAE86」が“再”登場へ! 斬新「2シーター仕様」×軽量FRボディ採用! 「画期的静音ユニット」搭載した「最新コンセプト」 試乗企画“第3弾”開始へ
KINTOはコンセプトカー「AE86 BEV Concept」に乗れる企画を発表しました。今回が第3弾で、再び注目モデルに乗れるチャンスが到来しました。
また「超凄いAE86」に乗れるチャンス!
KINTOは2025年3月5日、旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」のサービスとして、コンセプトカー「AE86 BEV Concept」に乗れる企画を4月2日から開始すると発表しました。
同車を用いた企画は通算3回目で、抽選申込みは3月5日から開始されました。

AE86 BEV Concept(以下AE86 BEV)は2023年1月に開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2023」のトヨタ・レクサスブースで世界初公開されたコンセプトカーです。
車体のベースは1983年5月に発売され、「AE86(ハチロク)」の愛称で親しまれるトヨタ「カローラレビン(AE86型)」。
軽量でハンドリングに優れる手軽なスポーツカーとして親しまれたクルマですが、このAE86のボディや車重の軽さ、前後の重量バランスをそのまま残しつつ、レクサスの技術でBEV(バッテリーEV)化を実現しました。
パワーユニットは1.6リッター4気筒スポーツツインカム「4A-GE(4A-G)」から、北米向けのピックアップトラック「タンドラ ハイブリッド」のモーターに変更。これにレクサス「NX450h+」のリチウムイオンバッテリーを組み合わせています。
さらに、トランスミッションは2ドアスポーツクーペ「GR86」用の6速MTを組み合わせ、BEVながらも手動変速を可能としています。
MTは疑似制御ではなく実際のトランスミッションとして組み込まれているため、クラッチ操作が必要になるほか、ラフなクラッチ操作によるギクシャク感もそのままとなっています。
最大出力は95kW(129馬力)/最大トルク150Nmと、4A-Gと同等に設定し、車両重量もAE86の俊敏な身のこなしを実現するため、BEVとしては非常に軽量な1070kgを実現。航続距離は90km前後だといいます。
走行音は実際のAE86から音をサンプリングした本物で、エンジン回転数に合わせて再生されるため、車内では4A-Gのサウンドが聞こえます。
エクステリアはフロントリップスポイラーやワタナベ製アルミホイールなど、当時のトレンドを意識したカスタムを実施。
リアの車名デカールはLEVINの文字の「EV」をグリーンにしたり、「TWINCAM 16」を「NON CAM 0」にするなど、細部には遊び心も取り入れられました。
インテリアも純正の良さを残してありますが、灰皿部に電池状態を示すモニターやナルディ製ステアリング、Carbon Neutralの刺繍が施されたブリッド製バケットシートの装備など、BEVの特性とAE86 BEVのキャラクターに合わせた変更が実施されています。
なお、トランスミッションの換装に合わせてシフト位置が変更されており、乗車定員もリアシート位置にバッテリーを積載する関係で2人です。さらに、ロールケージやリアのLSD装着など、車体の強化や走行性能のアップデートも図られています。
東京オートサロン2023の初披露後も開発が継続され、2024年1月の「東京オートサロン2024」でも再び登場したほか、自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」や「FUJI 86/BRZ STYLE 2024」などでもたびたび展示を実施。
その後、Vintage Club by KINTOで、一般ユーザー向けに試乗できる体験会が参加された際には、申し込みの倍率が10倍になるなど、旧車ファンやAE86ファンなどから注目の存在となっています。
試乗体験では単に運転ができるだけでなく、開発の裏側やエピソード、開発者のこだわりなどを聞ける懇親の場も設けられます。
第3弾の今回は、トヨタ会館(愛知県豊田市)で開催され、4月2日(水)~5月31日(土)の期間中、毎週水曜/土曜日の3時間で試乗が可能。
価格(消費税込)は2万円で、申し込みは3月5日(水)~3月17日(月)までです。
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