全長5.4m超え! 新型“超高級”ミニバン「高山」登場へ! 1.5Lエンジンで451馬力の“ハイパワーユニット”×斬新「グリル顔」採用! プレミアムブランドの中国WEYが投入

中国の自動車メーカー「グレートウォール(長城汽車)」から新たな高級ミニバンが登場間近であることが判明しました。いったいどのようなクルマなのでしょうか。

中国で人気の「高級ミニバン」に新モデル登場へ

 中国の自動車メーカー「グレートウォール(長城汽車)」から、新たな高級ミニバンが登場間近であることが判明しました。
 
 いったいどのようなクルマなのでしょうか。

WEY新型「高山」(画像元:中華人民共和国工業情報化部/通称:工信部)
WEY新型「高山」(画像元:中華人民共和国工業情報化部/通称:工信部)

 グレートウォールは、魏徳義氏が1976年に設立した自動車工場をルーツとする民営の自動車メーカーです。1984年には年間400台程度の小規模ながらも、商用車の生産を開始します。

 1989年には現在もトップを務める息子の魏建軍氏が社長に就任し、当時の流行りであった日産「セドリック(Y30型)」やトヨタ「クラウン(S130型)」、「カローラ(E80型)」をコピーした乗用車を続々とリリースしました。

 1990年代の中国では、政府が自動車産業を厳しく規制しており、新規メーカーの参入は困難でした。

 そこで、魏健軍氏はピックアップトラック製造に着目し、1996年に最初のピックアップモデル「ディア」をリリースします。

 6万元(当時のレートで約78万円)という破格の値段で人気に火がつき、グレートウォールはピックアップトラックやSUVなどのオフロード車種を中心に名を馳せていきました。

 2020年にはインドとタイにあった米・ゼネラルモーターズ(GM)の完成車工場を買収、タイで自動車を生産する初の中国メーカーとなりました。

 現在、グレートウォールは「ハヴァル」、「WEY」、「オーラ」、そして「タンク」の主要4ブランドで構成されています。

 クロスオーバーSUVを中心に揃える「ハヴァル」はこの中で最も古く、主力モデル「ハヴァル H6」はかつて中国SUV販売台数トップでもありました。

 ハヴァル以外ではWEYがプレミアムブランド、オーラがコンパクトBEV、そしてタンクが本格派オフローダーを担当する位置付けとなっています。

 一方、現在グレートウォールを取り巻く環境は必ずしも良好とは言えません。

 主力ブランドのハヴァルはラインナップを拡大しすぎた結果、グループ内でのポジション被りが発生。ブランドとしてのまとまりに欠ける状態となっています。

 また、純電動ブランドのオーラは月間販売台数1万台を長らく達成しておらず、月間5000台以下が1年ほど続いています。

 グレートウォールの2024年におけるグローバル販売台数は123万3292台となりましたが、これは前年比0.21%増というほぼ横ばいの数字で、他の中国系グループの成長率に比べるとあまり芳しい状況ではないでしょう。

 そんな中、グレートウォールのWEYブランドから新たなミニバンが3モデル登場することが明らかとなりました。

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3件のコメント

  1. 中国産の時点でもうアウトだろ
    需要ないよ

  2. 中華製の1.5Lで450馬力…

    遂に車も使い捨てですか?

  3. どう見てもアルファードのパクリ

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