全長5.4m超え! 新型“超高級”ミニバン「高山」登場へ! 1.5Lエンジンで451馬力の“ハイパワーユニット”×斬新「グリル顔」採用! プレミアムブランドの中国WEYが投入
新型「高山」はどんなクルマ?
この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトです。
工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが中国国内で製造する新型モデルを正式発表する前に、その情報を工信部に届け出る必要があります。
今回判明したのは、WEYが2023年より販売しているミニバン「高山」の新モデルです。

高山は現在、通常モデルとロングホイールベース(LWB)モデルの2種類をラインナップしていますが、新たに間を補完する新モデルを投入。
サイズ別に「7」「8」「9」のサブネームを与えてマイナーチェンジを行ないます。
ベースモデルの「高山7」は全長5050mm×全幅1960mm×全高1900mm、ホイールベース3085mmとなり、サイズ感は中国でも大人気なトヨタ「アルファード」よりわずかに大きいものとなります。
一方、新たに追加される予定の「高山8」は全長5280mm×全幅1960mm×全高1900mm、ホイールベース3145mmを誇ります。
中国で現在、もっとも売れているミニバン車種のひとつである「デンツァ D9」と同等のサイズとなり、全長5.3メートル級の新モデルを取り揃えてニーズへ応えていく形です。
これに加え、LWBモデルは「高山9」へと改称されます。
全長5410mm×全幅1960mm×全高1890mm、ホイールベース3275mmという迫力のあるサイズは競合他社でも取り揃えていないクラスで、存在感のあるフロントフェイスも相まって、ライバルの多い中国ミニバン市場で唯一無二の存在感を発揮させています。
参考までに、メルセデス・ベンツにおける最高級モデル「メルセデス・マイバッハ Sクラス」が全長5460mmとなるので、それに匹敵する全長となります。
パワートレインは全車とも1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載するPHEV(プラグインハイブリッド)で、システム総合出力451hp/最大トルク644Nmを誇る仕様です。
バッテリー容量は不明なものの、すでに販売中の高山では通常モデルが37.96kWh、LWBモデルが44.28kWhとなるため、これと同等になると予想されます。
高山のマイナーチェンジモデルは、ルーフ前端にLiDAR(ライダー)ユニットを1基搭載し、特定の条件下において、車両が各種運転操作を代わりに行なってくれる高度な運転支援機能に対応する予定です。
中国のミニバン市場はプレーヤーの多い領域ですが、その中でも高山の月間販売台数は400台前後にとどまるなど厳しい状況が続いています。
今回、初のマイナーチェンジで需要の高い全長5.3メートル級モデルを追加し、最新の運転支援機能を搭載することで、より競争力を高める狙いと見られます。
中国産の時点でもうアウトだろ
需要ないよ
中華製の1.5Lで450馬力…
遂に車も使い捨てですか?
どう見てもアルファードのパクリ