232万円! スズキが「新スイフトスポーツ」発売! “最後の現行モデル”買うなら「6速MT」が絶対おすすめ! クルマ好きに支持されるワケとは?
本格的なホットハッチとして人気のスズキ「スイフトスポーツ」は、現行型の「ファイナルエディション」が登場しました。次期型の登場が未定なことから、最後のモデルが注目されているのですが、なぜクルマ好きから支持されるのでしょうか。
現行モデル最後の特別仕様車が“ほぼ完売”!?
新車価格が軒並み高騰するなか、比較的手頃な価格でありながら、本格的なスポーツ走行が楽しめるということで人気も注目度も高かったのがスズキ「スイフトスポーツ」です。
2025年3月19日に現行型の最後の特別仕様車「ZC33S Final Edition(以下、ファイナルエディション)」が発売されますが、ベースとなる「スイフト」が新型へと移行したものの、次期型スイフトスポーツが追加されるのかが未定のため、ファイナルエディションが争奪戦となっています。
なぜ、ここまでスイフトスポーツが支持されるのでしょうか。

スイフトスポーツは、スズキの世界戦略車として販売されているコンパクトハッチバック スイフトのスポーツバージョン。本格スポーツモデルとして、初代スイフトから設定されてきました。
現行スイフトスポーツのボディサイズは、全長3890mm×全幅1735mm×全高1500mm、ホイールベース2450mm。3ナンバーのワイドボディですが、ベース車として全長+45mm、全幅+40mm程度の違いしかなく、運転して取り回しなどに大きな差が出ることはないでしょう。
一番の違いは搭載されるパワートレインです。ベースとなった先代スイフトが自然吸気エンジンを基本とし、マイルドハイブリッド仕様やハイブリッド仕様があったのに対し、スイフトスポーツは140馬力の1.4リッター直噴ターボエンジンを採用します。
また、スイフトはCVTと5速MTの設定がありましたが、スイフトスポーツは6速MTまたは6速ATが選択可能。なお駆動方式はFFのみの設定です。
さらにスイフトスポーツ専用装備としてはエクステリアだけでなく、足回りにもこだわりが感じられます。モンロー製ストラットやリアショックアブソーバーを採用し、ブレーキサイズも大型化。
インテリアは黒と赤を基調とした色使いで「大人なスポーティさ」を上手に演出しており、コンパクトカーにありがちなチープさを感じにくいのも特徴です。
そしてスイフトスポーツ最大の“本気度”、もといスポーツカーとしての素性の良さを感じさせるのが、1トンを切る車重です。
6速MTが970kg、6速ATが990kgと軽量なボディと140馬力のターボエンジンにより、軽快にスポーツ走行をすることが可能となっています。
そんなスイフトスポーツですが、現行型は在庫車のみの売り切れ終了状態となっており、ファイナルエディションは2025年3月から2025年11月の期間限定生産となるものの、すでに受注が埋まっているディーラーもあると言います。
スズキ系販売店のスタッフに聞いたところ、予約枠が埋まり次第終了なので、予約を急ぐか中古車を狙うかの二択との返答でした。
6速MTが232万9800円(消費税込、以下同様)、6速ATが240万1300円と、現代ではかなりお手頃な価格。今後、中古車市場に出回る頃には、300万円前後のプレミアム価格が付く可能性も否定できません。
また前出のスズキの販売店スタッフいわく「狙うなら6速MTがおすすめ」とのこと。
長く乗るとしても、MTのスポーツカーは中古車になると一気に評価が上がると言い、今のうちに6速MTのスイフトスポーツを押さえておけたらラッキーではないでしょうか。
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スイフトスポーツを、「いつか乗りたいクルマ」のリストに載せている人も多いと思います。
これからますます環境性能が問われ、電動化やEV化がさらに進むことを考えると、ターボエンジンを搭載した速いホットハッチは、いつかではなく今すぐとも手に入れたい1台だといえます。
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