超ビッグな「新オープンカー」世界初公開! 斬新“ヨーロッパ感”デザインが超カッコイイ! 美麗ボディの「クーペ」も合わせてジェネシス「X グラン」韓国に登場
2025年4月3日、ジェネシスはソウルモビリティショーで新たなフラッグシップコンセプト「X グラン クーペ」と「X グラン コンバーチブル」を世界初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
大胆で優雅な2つの新提案
ジェネシスは2025年4月3日、韓国・高陽市のKINTEXで開幕した「ソウルモビリティショー2025」において、2台のコンセプトカー「X グラン クーペ コンセプト」と「X グラン コンバーチブル コンセプト」を世界初公開しました。

いずれもフラッグシップセダン「G90」をベースにした新たな派生モデルであり、ジェネシスの次なる10年を象徴するモデルとして、同ブランドの未来志向とラグジュアリー性を体現するものとなっています。
Xグランクーペは”エレガンスとアスレチシズムの融合”を体現したクーペで、地中海のオリーブの木から着想を得たという内装が印象的です。
いっぽう、Xグランコンバーチブルは、南ヨーロッパ産の高級ワインに着想を得た色彩と開放感が特徴で、ジェネシスが提唱する”エモーショナル・ラグジュアリー”の世界観を拡張しています。
両モデルのフロントには、ジェネシスのアイコンである「ツーライン」ヘッドライトと、金属の織り糸をモチーフにした立体的な「クレストグリル」が配され、スポーティさと気品を両立。
ワイドなロアインテークと伸びやかなボンネットがダイナミックなスタンスを強調しています。
ヘッドライトは前輪アーチまで伸びるような造形となっており、ワイドトレッドと相まって存在感を際立たせています。
サイドビューは大胆なピラーレスドアと浅いルーフラインが特徴で、Xグランクーペはスポーツカーのキャノピーを想起させるルーフ形状となっています。
いっぽう、Xグランコンバーチブルは、ソフトトップとボディを分けるベルトラインが後方まで延び、開放感を強調しています。空力を意識したウイング形状のアクセントや、彫刻的なホイールデザインが個性を引き立てます。
リアビューでは、両モデルともに「ツーライン」テールランプやスクエア型テールパイプ、ダックテールスポイラーなどを採用し、洗練された存在感を演出しています。
ロゴはフラッシュマウント式で、リアビューミラーは格納式カメラに置き換えられるなど、未来志向のディテールも盛り込まれています。ラゲッジはタッチレスで開閉できます。
Xグランクーペのインテリアは、オリーブウッドやマイクロパーフォレーション処理された照明付き加飾などにより、独自の雰囲気が漂います。
センタートンネルにはキルティング加工が施され、足元のフロアマットにはオリーブの葉をモチーフにした模様が描かれます。レザーにはイタリアのオリーブオイル製造で出た廃水を再利用した、環境に優しいタンニングレザーが用いられており、香りまでも演出の一部となっています。
Xグランコンバーチブルは、イタリア・リヴォルノ地方のカベルネ・ソーヴィニヨンを思わせる深く豊かな色彩のインテリアが印象的です。
シートやカーペットの素材にはクリスタルが組み込まれており、太陽光を受けてさまざまな表情を見せるインテリア空間が、非日常の体験を生み出します。
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今回の発表に合わせて、ジェネシスは2026年のFIA世界耐久選手権(WEC)および2027年のIMSAスポーツカー選手権への参戦も表明しました。1/2スケールのハイパーカー「GMR-001」も展示され、スポーツとラグジュアリーの両立を目指す同社の姿勢が鮮明に示されています。
ジェネシスは、4月4日から13日まで開催されるソウルモビリティショーの会場にて、今回のXグランクーペとXグランコンバーチブルの実車を展示しています。同ブースではそのほかにも「GV60 マグマ コンセプト」や「GV80 ブラック」、刷新された「GV60」「GV70」「G90」など、次世代を担うモデル群が一堂に会し、ジェネシスの進化を体感できる内容となっています。
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