日産「新型セダン」公開! 斬新「フの字型ヘッドライト」&流麗ボディが良さそう! サニーの血を引く「セントラ」米国に登場へ
2025年3月26日、日産とインフィニティの両ブランドの新商品と新技術の投入計画が発表されました。その中には、新型「セントラ」が存在することが明らかになっています。セントラとはどのようなモデルなのでしょうか。
日産新型セダン登場へ
2025年3月26日、日産とインフィニティの両ブランドの新商品と新技術の投入計画の発表が行われました。
【画像】超カッコイイ! 日産「新型セダン」を画像で見る(58枚)
その中で、米国・カナダ地域にも次世代EVおよびハイブリッド技術を搭載した10車種以上の新型車およびマイナーチェンジ車を投入(インフィニティモデルを含む)するとアナウンスされました。
その中で、彼の地では日産のベストセラーモデルとなっているコンパクトセダンである「セントラ」の次世代モデルを今年後半に発表するとしています。

セントラという車名、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、1981年に日本で登場した5代目「サニー」の輸出仕様に与えられたもの。
それ以前のサニーも米国に輸出されていましたが、ダットサンブランドから販売されていたために車名が異なり、セントラと呼ばれたのはこの5代目サニーをベースとしたモデルからでした。
日本では1998年に登場し2004年に終売となった9代目モデルをもってサニーの名前を冠する車両は消滅していますが、米国では6代目となる新型モデルが登場。
エントリーセダンとしては新たに「ヴァ―サ(日本名ティーダ)」が登場したことで、セントラは大型化がなされています。
そして2012年に登場した7代目セントラは、日本では「シルフィ(3代目)」として販売されたものの兄弟車となりました。ただ日本では2021年に終売となるまで大きな変更がなされることはありませんでしたが、セントラは2015年にVモーショングリルを備えたフロントマスクへと一変し、遅れて1.6Lターボエンジンを搭載したモデルや、ターボモデルをベースとした「NISMO」も追加されました。
2019年には8代目モデルへとフルモデルチェンジを実施し、現行型へとなります。現行セントラは先代のようなターボ仕様やNISMOは存在せず、2.0Lエンジンへと統一。2023年にはマイナーチェンジを実施して新たな前後デザインを纏って登場しています。
なお現行セントラと同等のモデルは日本には導入されていませんが、中国へは新型シルフィとして販売されており、米国仕様には存在しないe-POWERモデルも存在しています。
このように実は長い歴史を持つ日産セントラ。現状では発表されるタイミングとティザー画像が発表されているのみとなりますが、果たしてどんなモデルになるのでしょうか。今後の展開に注目です。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。