大雪で今年も「都内脱出」困難に!? 東名・国道246号・第三京浜が「予防的通行止め」見込みで「多摩川封鎖」の可能性も 国は「外出しないで」呼びかけ

NEXCO中日本・東日本と国土交通省は2025年3月4日 11時、大雪に伴う管内道路の「通行止め可能性」を発表しました。

大雪で大規模に「予防的通行止め」見込み

 3月4日の夕方から5日にかけて、首都圏を中心に本格的な大雪に見舞われる見込みです。
 
 そんななかNEXCO中日本・東日本と国土交通省は2025年3月4日 11時、管内道路の「通行止め可能性」を発表しました。

大雪のイメージ(画像:PIXTA)。
大雪のイメージ(画像:PIXTA)。

 前日情報からの追加点で特筆すべきは、「国道246号 世田谷区用賀~神奈川県松田町」が新たに予防的通行止めの見込み区間に追加されたことです。

 すでに首都高渋谷線・東名が予防的通行止め見込みとして発表されていて、東京~静岡が丸ごと止まる可能性があります。

 そこへ下道の国道246号も塞がれることで、「多摩川を越える区間が完全封鎖」という事態になる可能性が高そうです。

 これは昨年の2月5日以来のことです。都内でも猛吹雪で雪が降り積もり、国道246号では瀬田交差点より先が封鎖。東名や第三京浜なども軒並み通行止めになり、多摩川を越える手段が無くなってしまいました。

 その可能性は事前に通知されていましたが、やはり「車で帰宅しようとする車列」が国道246号にひしめき合うこととなりました。20時ごろには、三軒茶屋から環八通りまで、ピクリとも動かない状況に。

 都内を脱出するには瀬田交差点から環八通りへ抜けて、狛江や大田区方面へ出て何とかするしかありませんが、瀬田交差点は一度の青信号で数台しか通過できず、滞留が解消しない遠因にもなっていました。

 その状況が、今年になって再現されることとなりそうです。

 国土交通省は「大雪時には外出を控えていただくほか、行動予定の変更(後ろ倒しなど)やテレワークの活用などのご協力をお願いします」と呼びかけています。

 なお、今回の発表では「現時点では予防的通行止めの予定がない路線」として、中央道・関越道・常磐道を挙げています。もちろん大雪の状況次第では、通行止めにならないとは限らないとのことです。

 しかし、東京~神奈川のルートは東名・第三京浜・国道246号とも「15~18時以降に予防的通行止めの見込み」となっています。圏央道は「相模原~茅ヶ崎」でも同時間帯に予防的通行止めが始まる見込みです。

 予防的通行止めの実施については「人命を最優先に、幹線道路上の大規模な車両滞留を徹底的に回避する」ことが目的であると、今回もあらためて強調しています。

 また「必ず冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底など十分な時間的余裕を持つと共に、落雪やなだれにもご注意いただくようお願いします」とあらためて呼びかけています。

【画像】これが「予防的通行止め」区間です(30枚以上)

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