約149万円! スズキの最新「ゴツ顔SUV」に大注目! “全長4m”にパワフルな「ハイブリッド×エンジン」搭載! “5速MT”も楽しそうなインド製「ブレッツァ」とは!
スズキは2025年2月25日、インドの子会社の工場が稼働をスタートしたと発表。ここでは「ブレッツァ」というSUVが生産される予定です。
スズキの最新「ゴツ顔SUV」に大注目!
スズキは2025年2月25日、インドに本拠を置く子会社であるマルチ・スズキ・インディアのカルコダ工場にて、「ブレッツァ」の生産を開始したと発表しました。
同工場では、初年度に25万台のブレッツァが生産される予定だといいます。
日本には馴染みのないブレッツァとは、一体どのようなモデルなのでしょうか。

ブレッツァは、マルチ・スズキ・インディアがインド市場で製造・販売しているクロスオーバーSUV。
初代モデルが登場したのは2016年で、当初はブレッツァではなく「ビターラ・ブレッツァ」という車名でした。
ビターラ・ブレッツァは、2013年に公開された「マルチ・XAアルファ」というコンセプトカーを市販化したもので、マルチ・スズキ・インディアが開発を手掛けた初のSUVでもあります。
販売開始から約1年後の2017年には「インディアン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、2022年に1度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルである2代目モデルが登場。
初代モデルから2代目モデルに代わるタイミングで、ビターラ・ブレッツァからブレッツァへと車名変更されました。
そんなブレッツァのボディサイズは、全長3995mm×全幅1790mm×全高1685mmで、ホイールベースは2500mm。
インドで税金が優遇される規格に合わせて、全長を4000mm未満に抑えた短いサイズを採用しています。
エクステリアは、ボンネットやベルトラインを強調することで、SUVらしい大胆でスポーティな力強いデザインを実現。
インテリアは、内装色をブラックとブラウンの2トーンに統一し、アクセントとしてインストルメントパネルにシルバーの加飾を施すことで、スポーティで都会的な雰囲気を演出しています。
全方位モニターやヘッドアップディスプレイといった、先進装備をインドのコンパクトSUVで初めて採用したのも特徴で、最新のコネクテッドサービス「スズキコネクト」にも対応。
後部座席はシートの幅を広く取り、エアコン吹き出し口やUSB電源ソケットを装備して、快適性の高い車内空間を作り上げています。
パワートレインは、1.5リッターエンジンとマイルドハイブリッドによる、スマートハイブリッドシステムを搭載。
これに5速MTもしくは6速ATと組み合わせ、最高出力97馬力・最大トルク135Nmを発揮します。
また安全装備として、坂道発進支援つき横滑り防止装置(ESP)などの機能を標準装備。
ボディカラーは、2トーンカラーも含めた全9色から選択可能で、価格は86万9000インドルピー(約149万円)から販売中です。
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スズキがインドで展開しているクロスオーバーSUV、ブレッツァ。
成長傾向にあるインドのSUV市場の中で、マルチ・スズキ・インディア社の主力商品として今も活躍しています。
先進装備を初めて採用していることからも分かる通り、同車が今後もスズキのSUV人気を引っ張っていく構図は続いていきそうです。
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