クルマの「左寄せ」苦手な人多数!?「だってタイヤ見えないじゃん」どう対策? JAFが解説する「車両感覚」きたえる「練習方法」とは
さらに「ライン感覚」を把握するコツは?
なお、JAFはこの「ラインの見え方」をしっかり把握し続けるコツとして「ダッシュボードにふせんを貼っておく」という方法を提案しています。

なお、JAFはこの「ラインの見え方」をしっかり把握し続けるコツとして「ダッシュボードにふせんを貼っておく」という方法を提案しています。
ふせんが指す位置にさきほどの実験における左端ラインがあった、つまり「ふせんが指す位置がタイヤの通っていく位置」だということです。
注意したいのが、左寄せしたい場合に「ふせんの位置に壁が来る」ようにすると危ないということです。というのは、車体の左端は、タイヤの位置よりもさらに左へ広がっていることが多いため、ふせんの位置に壁が来るように運転すると、クルマが壁にぶつかってしまいます。
また、「ふせんの位置」というのは、あくまで「目安」であることを考慮に入れましょう。ふせんの位置から1ミリでもズレたら事故になるとか、ふせんの位置に合わせて走ると絶対に事故が起きないとか、そういう話ではありません。
あくまで「車両感覚」を身に着けることが重要です。しっかり練習して自信をつけることが、ドライブ中の安心感にもつながるでしょう。
Writer: 伊勢崎剛志
自動車販売から自動車雑誌編集部を経て、ライターとして独立。趣味も多彩だが、タイヤが付いているものはキホン何でも好きで、乗りもので出かけることも大好物。道路や旅にも精通し、執筆活動はそういった分野をメインに活動。
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