スズキ「“新”レトロスポーツバイク」に注目! “セパハン&ビキニカウル”仕様の「カフェレーサースタイル」がカッコイイ! “Vツインエンジン”搭載の「SV650X ABS」販売店での反響は

スズキは2025年1月24日、ミドルクラスのスポーツバイク「SV650X ABS」を発売しました。ネオレトロなデザインと現代の技術を融合させたこのモデルは、多くのライダーから注目を集めています。販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

カフェレーサースタイル「SV650X ABS」に反響あり

 スズキは2025年1月24日、ミドルクラスのスポーツバイク「SV650X ABS」を発売しました。
 
 ネオレトロなデザインと現代の技術を融合させたこのモデルの登場に販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

ロケットカウル風デザインが渋カッコイイ!
ロケットカウル風デザインが渋カッコイイ!

 SV650X ABSは、カフェレーサースタイルを取り入れたネオクラシックなデザインが特徴的なバイクです。ロケットカウルをイメージさせるようなフレームカバーとつながりのあるデザインのビキニカウルやセパレートハンドル、タックロールシートなど、クラシカルな要素を随所に採用し、独特の存在感を放っています。

 また、2023年に発売した旧モデルのカラーはマットソードシルバーメタリックであるのに対し、今回のモデルはパールテックホワイトを採用。よりクラシカルな雰囲気に磨きがかかりました。

 さらに、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を標準装備することで安全性の向上が図っているほか、水冷4サイクル90°Vツインエンジンを搭載し、最高出力53kW(72PS)/8500rpm、最大トルク63N・m(6.4kgf・m)/6800rpmを発揮します。

 このエンジンは、低速域から高速域までスムーズな加速を提供し、街乗りから高速走行まで幅広いシーンで快適な走行が可能です。また、燃料タンク容量は14リットルで長距離ツーリングでも安心して走行することができます。

 SV650X ABSと同時期に発売された「SV650」との違いとして挙げられるのは、ハンドル形状とカウルの有無です。

 SV650がバーハンドルなのに対し、SV650X ABSはセパレートハンドルを採用。そしてSV650はカウルがついていないのに対して、SV650X ABSはビキニカウルが標準装備されています。

 この2つが、よりバイクをカフェレーサースタイルに仕上げているポイントと言っても過言ではないでしょう。なお、SV650X ABSの車両価格(消費税込)88万円です。

 発売されて約1ヵ月が経過した今、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

 まず関東のスズキワールド担当者は、「お問い合わせは多数いただいておりますが、在庫はあるため、1週間程度で納車が可能です」と話しています。まだ発売されてすぐのため、比較的早く手に入るとのことでした。

 そして関西のスズキワールド担当者によれば、「売れ行きは順調」とのこと。しかし、「発売されて間もないため、現状では購入者が殺到しているというわけではありません。在庫次第では、すぐに納車可能です」とも話していました。

 SV650X ABSは一色展開で、カラーリングに悩んだり人気色の入荷を待ったりといったことにはなりません。これが、安定した供給につながっているとも考えられます。

※ ※ ※

■主要諸元
・全長×全幅×全高:2140mm×730mm×1090mm
・シート高:790mm
・車両重量:199kg
・乗車定員:2人
・エンジン型式:水冷4サイクル90°Vツインエンジン
・総排気量:645cc
・最高出力:53kW(72PS)/8500rpm
・最大トルク:63N・m(6.4kgf・m)/6800rpm
・燃料消費率:WMTCモード値 24.4km/L
・燃料タンク容量:14L

【画像】超カッコイイ! スズキの「カフェレーサースタイル」画像で見る!(25枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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