家計直撃の「ガソリン高騰」少しでも出費を減らす「究極の燃料節約術」とは!? 実は意外な「身の回り」に答えがあった
これが「ガソリンを節約する方法」だ!
地域によっては朝晩は氷点下になることも多いこの時期、クルマに乗るときに暖房は必須です。

エンジンを始動すると同時にエアコンを全開にしていたら、ダイレクトに燃費悪化につながります。
もともとクルマは動くことで大量の熱を放出しているため、その熱を利用するのです。
方法はいたって簡単です。
エアコンのスイッチである「A/C」をOFFにして、あとは好みの位置から温風が出てくるように設定するだけでOK。
車内と外気温の温度差があるとガラスが曇ってしまうことがありますが、そのときだけはエアコンをONにして対処してください。
また、流れの良い国道や高速道路などでは、ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)に代表される自動追尾装置を有効活用してみてください。
仮にACCを100km/hに設定した場合、流れの良い道路では常にこの速度をキープしようとクルマがアクセルワークを自動で調整してくれます。
また、前走車がいる場合、一定の車間を保ちながら自動追尾してくれるので、人間が操作するよりも無駄なアクセル&ブレーキワークが減り、燃費向上につながります。
通勤や通学、買い物など、どうしてもクルマが必要な場合をのぞき、可能な範囲で徒歩や自転車に切り替えることも有効です。
クルマで5分程度の距離であれば、徒歩や自転車で移動可能な場合も考えられます。
エンジンを始動し、暖まるかどうかという短い距離での走行を繰り返すことでエンジンオイルの劣化を早めるだけでなく、燃費も悪化します。
1日あたりの理想的な歩数は8000歩、平均20分の早歩きといわれています。
今回のガソリン価格の上昇を機に、クルマに依存した生活から脱却する良い機会かもしれません。
また、ゴルフバッグをトランクに積みっぱなしにするなど、重いものをクルマから降ろすだけでも、わずかではありますがガソリンの節約につながります。
ということは・・・ドライバーがダイエットして体重が減れば少しはガソリン節約になるかも。
地道な積み重ねがガソリンの節約につながります。
ひいてはその行為自体がエコになっているのです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。






























































