スバル斬新「“水平対向”ワゴン」とは? “ターボ×モーター”で“600馬力”を発揮! 巨大ウイング&ワイドボディ採用の本気(マジ)仕様! 「VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ」に注目!
現在SUVのラインナップが主流となっているスバルですが、かつては同社の技術力とデザイン哲学を凝縮したスーパーカーを披露していました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
スバルの技術が結集した「水平対向ワゴン」とは?
自動車業界では近年、電動化や自動運転技術の進化が進む中で、未来のクルマの在り方が大きく変わりつつあります。
そのような状況のなかで、自動車メーカーが自社の技術力とデザイン哲学を大胆に表現する場として注目を集めているのが、コンセプトカーの存在です。
コンセプトカーとは、メーカーが未来のクルマ像を示すために開発する実験的なモデルのことを指し、一般的にはモーターショーなどで披露されます。
しかし、実際に公道を走ることが想定されていないため、市販車とは異なり、自由な発想で設計されることが多いのが特徴です。
そのため各自動車メーカーでは、普段はメインとしないボディタイプや、スペシャルなパッケージを採用したモデルを披露することも少なくなく、現在ではSUVラインナップが大半を占めているスバルも、かつて同社の技術力とデザイン哲学を凝縮したスーパーカーを披露していました。

そのようななか、ゲームの世界においても未来のクルマを体験できるプロジェクトが存在します。
それが、ソニー・コンピュータエンタテインメントが展開するレースゲーム「グランツーリスモ」内の特別企画「ビジョン グランツーリスモ(Vision Gran Turismo、以下VGT)」です。
VGTは、グランツーリスモ15周年を記念して、同シリーズの生みの親である山内一典氏が自動車メーカーに対し、「理想のGTカーをデザインしてほしい」と呼びかけたことから始まりました。
このプロジェクトでは、世界中の自動車メーカーが自社の未来ビジョンを反映させたモデルをゲーム内で発表し、プレイヤーがそれを運転できるという画期的な試みが行われています。
これまでにメルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、プジョー、フェラーリ、ランボルギーニなど、名だたるメーカーがこのプロジェクトに参加しており、2024年現在、35種類以上のVGTモデルが登場しています。
それらのモデルは単なるゲーム内のデザインにとどまらず、モーターショーなどで実車モデルが展示されることもあり、実際の自動車業界におけるデザインの方向性や技術開発のヒントとしても注目を集めています。
スバルもこのプロジェクトに参画し、2014年11月に「VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ」を発表しました。
スバルの技術力とデザイン哲学を詰め込んだこのモデルは、2014年のジュネーブモーターショーで発表された「VIZIV 2 CONCEPT」をベースに開発されました。
VIZIV GT ビジョン グランツーリスモは、未来的なデザインでありながら、スバルらしさを強く感じさせるスタイリングが特徴です。
低く幅広いシルエットに加え、立体的なブリスターフェンダーやソリッドな面構成が施され、存在感のあるGTカーとして仕上げられています。
フロントにはスバルのアイデンティティであるヘキサゴナル・グリルが採用され、「レガシィB4」や「WRX」などの市販車と共通するデザイン要素も見られます。
また、シューティングブレークスタイルの2ドアワゴンボディが採用されており、スバルが長年培ってきた「速くて実用的なクルマ」というブランド理念が色濃く反映されています。
パワートレインにはスバル伝統の2リッター水平対向エンジンを搭載し、ダイレクトインジェクションターボによる高出力化を実現。
さらに、フロントに1基、リアに2基のモーターを組み合わせることで、システム全体の最高出力は600馬力に達するとされています。
加えて、各モーターが独立制御されることで、トルクベクタリング機能による優れたコーナリング性能も発揮される設計となっています。
このように、VIZIV GT ビジョン グランツーリスモはスバルの持つ技術力と未来へのビジョンを反映した「夢のクルマ」として、多くのファンの心を魅了しました。
ゲームのなかだけでなく、スバルが目指す理想のGTカーとして、その存在感を確立しています。
これはワゴンなの?
阿含である意味があるの?
スバルだからのこだわりなのか?
VOLVOが空力的に有利とのたもうて エステートでレースをしてた理屈カモ?