スズキ「“2階建て”ジムニーノマド!?」がスゴイ! 全長4m以下の「ちょうどいいサイズ」に大人“4人”寝られる! ホワイトハウスキャンパーのタフスタイルな「“車中泊”カスタム」公開
キャンピングカーイベント「ジャパンキャンピングカーショー(JCCS)2025」でホワイトハウスキャンパーは、発売間もないスズキ新型「ジムニーノマド」をベースにしたキャンピングカーを出展しました。どのようなクルマなのでしょうか。
新型ジムニーノマド「ポップアップルーフ」発売へ!
国内最大級の「ジャパンキャンピングカーショー(JCCS)2025」が、2025年1月31日から2月3日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されました。
多くのキャンピングカーが出展されるなか、ホワイトハウスキャンパー(愛知県東郷町)は1月30日に発売されたばかりの「ジムニーシエラ」の5ドア版、新型「ジムニーノマド」をベースにしたカスタムモデルを出展し、強い存在感を放っていました。

ホワイトハウスキャンパーは、1988年に創業した老舗キャンピングカービルダーです。
“ポップアップルーフのパイオニア”として、ホンダ「フリード」「ステップワゴン」をはじめ、トヨタ「ハイエース」「ノア/ヴォクシー」、ホンダ「N-BOX」「N-VAN」など、ポップアップルーフ仕様を中心としたさまざまなキャンピングカーを展開しています。
JCCS2025でも、最新型の「フリード クロスター」をベースにした車中泊モデル「Style_iD」を初出展し注目を集めていました。
そんなホワイトハウスキャンパーブースの正面に堂々と置かれていたのが、新型ジムニーノマドのキャンパーでした。
正確には国内仕様のジムニーノマドではなく、2023年に先行発売されていた海外仕様の「ジムニー5ドア」をベースにしたもので、ルーフにはホワイトハウスキャンパーオリジナルのジムニーノマド専用ポップアップルーフが架装されました。
ルーフ上に広がるテント空間によって、大人2名が就寝できる空間を確保するものです。
新型ジムニーノマドの室内側は、ベッドマットなどで工夫すれば狭いながら大人2名がどうにか寝ることが可能なので、専用ポップアップルーフによって計4名の車中泊も夢ではなくなります。
加えて、老舗のジムニーカスタムショップ「エヌズステージ」(岩手県盛岡市)が内外装のカスタマイズを手がけています。
同様にジムニーカスタムを得意とする「ハイブリッジファースト」(京都府久御山町)によるリフトアップなどの足回りチューニングも実施。
全長4mに満たない新型ジムニーノマドが、コンパクトなサイズを感じさせない強い主張を放つ仕上がりとなりました。
実はこのジムニー“ポップアップルーフ”は、2025年1月開催のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」に先行出展されており、来場者の投票などで決定する「東京国際カスタムカーコンテスト」において、ドレスアップ・SUV部門の優秀賞を獲得しています。
JCCS2025会場においても来場者が常に足を止めて写真を撮るなど、注目度の高さは圧倒的でした。
なおホワイトハウスキャンパーはJCCS2025会場において、新型ジムニーノマド“ポップアップルーフ”のコンプリートカーを現在開発中であることを明らかにしています。
ポップアップルーフのデザイン・機能なども改良を加える予定だといい、販売価格などは今後発表される模様です。
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スズキは、新型ジムニーノマドを発表したわずか4日後の2月3日に、受注を一時停止すると発表しました。
当初発表された国内の月間目標販売台数1200台に対し、約5万台もの大量の注文が入ったといい、その圧倒的な人気ぶりに驚かされます。
これを受け、ホワイトハウスキャンパーの新型ジムニーノマド ポップアップルーフの発売予定がどうなっていくのか、今後の動向が注目されます。
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