スバル「“新”スポーティセダン」公開! 300馬力の「水平対向エンジン」&スバルパフォーマンス“トランスミッション”搭載! オシャグレーで初登場の「S210」登場

スバルは新たな「Sシリーズ」である「S210」のプロトタイプを「大阪オートメッセ2025」で展示しました。2025年春ごろに発売される予定です。

グレーの「S210」!

 スバルは、2025年2月7日から2月9日までインテックス大阪(大阪市住之江区)で行われた「大阪オートメッセ2025」にて、スバルテクニカインターナショナル(STI)が開発したコンプリートカー「S210」のプロトタイプを展示しました。

300馬力!
300馬力!

 スバルテクニカインターナショナル(STI)は、スバルのモータースポーツを統括しているスバルの子会社。WRCやニュルブルクリンク24時間レースなどの活動に加え、その知見を生かしたパーツ開発・販売を行っています。

 そのSTIが、2000年から展開しているハイパフォーマンスのコンプリートカーが「Sシリーズ」です。歴代の車両を振り返ってみると、2011年の「S206」まではスバル「インプレッサ」や「レガシィ」をベースとしていました。その後の「S207」「S208」では「WRX STI」をベースにしたコンプリートカーを展開しています。

 今回展示された「S210」は、その「Sシリーズ」の最新型となります。

 ベースになっているのは、スバルが展開しているスポーツセダン「WRX S4」です。「インプレッサ」シリーズの高性能版「インプレッサ WRX」から2014年に独立し、誕生しました。現行モデルは2021年11月に登場した2代目となります。

 S210のボディサイズは全長4690mm×全幅1845mm×全高1465mm。WRX S4に比べて、車幅が20mm拡張されています。

 エクステリアには、空力性能を意識した新開発のスポーツサイドガーニッシュや、STIドライカーボンリヤスポイラーをはじめとするエアロパーツを装着。WRX S4をよりアグレッシブな印象に変化させています。

 ブラックを基調としたインテリアには、新開発のRECAROカーボンバックレストフロントシートを採用。高いホールド性と快適な座り心地を両立しました。さらに、プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルトやインテリアパーツのステッチはレッドで彩られており、走りへの期待とプレミアム感を強めています。

 パワートレインには、WRX S4の2.4リッター直噴ターボエンジン(FA24型)をさらに強化し搭載。ECUを専用チューニングして、最高出力300馬力(開発目標値)にパワーアップしています。また、アクセル操作に対するリニアなトルクレスポンスにより、あらゆるシチュエーションにおいて、安心かつ気持ちが良いアクセル操作を目指しました。

 トランスミッションには、Sシリーズ初となるスバルパフォーマンストランスミッションを採用。変速特性をエンジン出力特性に合わせてチューニングし、素早い変速レスポンスと高い操縦性をもった駆動力特性を実現しています。これにより、ドライバーの意思をより的確に伝え、走りの愉しさを提供します。

 足回りには、ミシュラン製255/35R19 ハイパフォーマンスタイヤや、STI製フレキシブルパフォーマンスホイール、専用チューニングの電子制御ダンパーとコイルスプリング、新開発のリアスタビライザーブッシュなどを採用。さらに、新規のフレキシブルドロータワーバーなどには「S210」のロゴを刻印しています。

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 すでに2025年1月に行われた「東京オートサロン2025」でもS210は展示されていましたが、今回のグレーのボディカラーをまとって展示されたのは初めてとのこと。来場者の反応について聞くと「上質で良い」「カッコ良くてパワフル」といった感想が出ていたそうです。

 実際、車両の周りには年配の方から若い方人だかりが絶えず集まっており、人気の高さがうかがえました。

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