トヨタ最新「4ドアスポーツ」に注目! “300馬力超え”マシンを「フェラーリ風」やローダウン「ベタベタ仕様」に大変身! TAS2025に登場した「クラウンスポーツ」とは?

会場で目立っていたクラウンスポーツのカスタムカーとは?

 そんなクラウンの新しい形を体現するモデルであるクラウンスポーツですが、TAS2025では多種多様なカスタムカーがお披露目されていました。
 
 なかでも特に注目されていた3台を紹介します。

地面に着地寸前のベタベタ仕様も! KUHL 「CROWNSPORTS KUHLRACING SH36-RS」(東京オートサロン2025)
地面に着地寸前のベタベタ仕様も! KUHL 「CROWNSPORTS KUHLRACING SH36-RS」(東京オートサロン2025)

●AERO OVER 「P639e」

 この「P639e」は、クラウンスポーツにAERO OVERが独自に開発したボディキットを装着し、フロントハーフスポイラーやリアディフューザー、専用エキゾーストフィニッシャーのほか、ハーフダウンスプリングで適度にローダウンしたり、オリジナルホイールを履かせるなど、細部にまでこだわったデザインが特徴です。

 またボンネットの先端と両フェンダーに配された黄色いエンブレムが印象的で、その堂々たる存在感から、まるでフェラーリ「プロサングエ」を彷彿とさせます。

 それもそのはず、車名のPは「プ」、6は「ロ」、3は「サン」、9は「グ」、eは「エ」と読み、プロサングエの名前をユニークに表現しているもので、意図的にオマージュしたものだといいます。

 実際、会場内では、このP639eの隣に“本物の”プロサングエも展示され、両車の違いが注目を集めました。

 なお、AERO OVER P639eは、東京オートサロン2025内で開催された「東京国際カスタムカーコンテスト2025」のドレスアップSUV部門で優秀賞を獲得しています。

●TOM’S クラウンスポーツ

 クラウンスポーツをベースに、トムスならではのデザインセンスとカスタマイズ技術を融合させた1台であり、新たなクラウンの可能性を示す挑戦的なコンセプトカーとして披露された1台。

「ユニバーサルスポーツ」というコンセプトのもと、ラグジュアリーとスポーティを融合した仕上がりになっています。

 爽やかな印象を与えるパステルブルーのボディカラーや、リア周りの張り出したフェンダーと空力性能を考慮したルーフウイング、ダイヤモンドカット加工とアクセントカラーが施された鍛造アルミホイールなど、統一感が感じられます。

 またインテリアはシートベルトやシートに差し色を加えたデザインで、スポーティな中にも上質さを感じさせる仕上がりです。

 なお展示された車両に使われたカスタムパーツは、2025年2月に発売を予定しているといいます。

●KUHL 「CROWNSPORTS KUHLRACING SH36-RS」

 KUHLが開発した「KUHL RACING SH36-RS」というクラウンスポーツ専用のエアロキットを纏ったモデル。

 キットはフロントハーフスポイラー、サイドステップカバー、リアハーフディフューザー、ルーフエンドウイング、リアゲートウイングの5点で構成されており、独自の塗り分けによる仕上げも相まって、精巧な佇まいを実現しています。

 足元にはファルケンのFK453(255/30R22)にオリジナルデザインのVERZ-DDR01(22×9.5J+25)を装備。

 そしてAIR FORCEのSUPER PERFORMANCE KITにより車高は限界まで下げられ展示されていました。

 なおクラウンスポーツのコンプリートカー価格(消費税込)は仕様やオプションにより価格は変動するものの、699万円から販売しているとのことです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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