ついに警察が「軽トラ」導入! なぜ? 「取り締まりに活用?」「意外と便利かも」反響多し! ダイハツ製軽トラが全国61台配備 警察庁が語る目的とは
全国に軽トラ配備…何に使う? 警察庁の答えは?
そして、全国に整備される軽トラックの活用方法について警察庁は、以前おこなった取材において次のように説明しています。
「災害時は被災地等における装備資機材の搬送用務、災害時以外は放置自転車等の搬送用務に使用することを想定しています」
この回答を踏まえると軽トラックは災害時だけでなく、盗難の被害にあって放置された自転車の搬送など、警察の通常業務にも活用されるものと考えられます。
そのほか整備される軽トラックの仕様について、警察庁は次のように話しています。
「車種や仕様、塗色は、幅広い警察活動をおこなうため市販車と同じです。
なお、駆動方式は四輪駆動であり、塗色は各都道府県警察において決めることとしています」
軽トラックにはパトカーのような白黒ラッピングをせず、白やシルバーといった一般車両に溶け込んで活動できる色が採用されるものとみられます。

軽トラックが警察車両として整備されることに対してSNS上では、「災害が頻発しているので、こういう備えは心強い」「軽トラは便利なので各地で活躍すると思う」「災害時に軽トラは最強」といった好意的なコメントが多く寄せられています。
加えて、軽トラックの整備数に関して「北海道に1台は少なくない?」といった声や「県に1台と言わず、すべての警察署や公共機関が持っていて良いと思います」などの意見が聞かれました。
現時点では全国で61台しか整備されない予定ですが、今後の軽トラックの活躍状況によっては整備が広がる可能性もあるといえるでしょう。
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SNS上においては上記のほか、「軽トラックをスピード違反取締車にしても良さそう」といった意見もみられました。
警察が災害時以外の場面で軽トラックをどのように利用するのか、これからの動向に注目が集まっています。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。















































