新「“2ドア”スポーツカー」に注目! 「440馬力」の水平対向エンジン&「旧車デザイン」採用! 走りの「6速MT」も搭載のポルシェ911カスタム「ガンサー・ワークスGWX」米国仕様とは

米国カリフォルニア州を拠点とするポルシェのレストモッド・スペシャリスト「ガンサー・ワークス」は、2025年8月に同社の技術の粋を集めた最新モデル「GWX」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。

完全フルオーダーの最新911レストモッド

 米国カリフォルニア州に拠点を置くガンサー・ワークス(Gunther Werks)は、2025年8月開催の「モントレー・カー・ウィーク」にて、最後の空冷ポルシェ「911(993型)」をベースに、現代のテクノロジーと最高峰の職人技を注ぎ込んだ究極のレストモッド「GWX」を初公開しました。

 ガンサー・ワークスは、空冷ポルシェ911(特に993型)のポテンシャルを極限まで引き出すことで知られるスペシャリストです。

 これまでも軽量化とハイパワー化を両立させた驚異的なモデルを送り出してきましたが、そのラインナップの頂点に位置するのが、今回発表された究極のパーソナライズ・モデル“GWX”です。

新「“2ドア”スポーツカー」がカッコいい!
新「“2ドア”スポーツカー」がカッコいい!

 このGWXは、ガンサー・ワークスが長年培ってきた精密エンジニアリングと最先端テクノロジーの集大成です。特筆すべきはそのエクスクルーシブ性で、購入できるのは同社から招待を受けたごく一部の顧客のみ。わずか数台しか製造されないと言われる超希少なモデルです。

 完全なビスポーク(特注)体制が敷かれ、専用のカーボンボディの造形から、レザーやアルカンターラの緻密な染色に至るまで、「メニューにないものはない」と言われるほどクライアントの想像力に合わせた一品モノ(ワン・オブ・ワン)として仕立てられます。

 ベースとなるのは993型のクーペシャシですが、オリジナルのモノコックは徹底的にレストアされ、同社の「ターボ」プログラムで培われた補強技術を用いて剛性が飛躍的に高められています。その強靭な骨格に、空気抵抗とダウンフォースを最適化させたGWX専用の超軽量カーボンファイバー製ボディパネル(フロントフェンダー、リアクォーターパネル、専用リアウイングなど)が組み合わされます。

 注目のパワートレインには、ロスポート(Rothsport)社と共同開発した第2世代の4.0リッター水平対向6気筒の自然吸気エンジンが搭載されます。

 最高出力は440馬力・最大トルクは320lb-ft(約434Nm)を発揮。特に注目なのが「スライドバルブ式スロットルボディ」の採用です。従来のバタフライバルブのように全開時に空気の流れを遮るパーツがないため、新開発のドライブ・バイ・ワイヤ制御と相まって、全域でカミソリのように鋭いスロットルレスポンスを実現しています。

 トランスミッションは専用のチューニングが施された6速MTが組み合わされ、純粋でアナログなドライビングの歓びを後輪(RR)へとダイレクトに伝えます。

 公開されている個体の中には、美しいキャンディパープルのボディに、中央を貫くカーボンの織り目が透けて見える仕様などがあり、見る者を圧倒するただならぬオーラを放っています。

 ポルシェの歴史的名車である993に、現代のハイエンドなパフォーマンスと芸術的なカスタマイズを融合させたガンサー・ワークスの「GWX」。まさに限られたオーナーだけが手にすることができる、究極の空冷911と言えるでしょう。

 価格は非公表ですが、完全招待制のフルオーダーメイドとなるため、オーナーの要望に合わせて青天井に変動するとみられます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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