ヤマハ発動機、バレンティーノ・ロッシ選手と2020年まで契約更新
ヤマハ発動機は、今週末開幕するシーズンを前にバレンティーノ・ロッシ選手と新たに2年間の契約更新を結びました。
MotoGPの伝説、ロッシ選手も来年40歳
今週末のグランプリ開幕を前にヤマハ発動機は、バレンティーノ・ロッシ選手と新たに2年間の契約更新を結び、ロッシ選手は2020年まで、ヤマハ・ファクトリー・チームから世界最高峰の二輪ロードレースMotoGPにYZR-M1で参戦します。
9度の世界チャンピオンを獲得し「ドクター」の異名を持つロッシ選手とYZR-M1は、過去4度のMotoGPタイトルを獲得し、206レースで優勝56回、2位43回、3位35回と、これまでのヤマハライダーの中で最高の成績を残しています。
2017シーズンロッシ選手は、オランダGPでの優勝を含む6度の表彰台を獲得しランキング5位という成績を残しています。
2年間の契約延長についてバレンティーノ・ロッシ選手は、「2016年3月にヤマハと契約を結んだとき、MotoGPライダーとして最後の契約になるかもしれないと思っていました。また、この2年の間に今後のことを決断しようと決めていました。
MotoGPライダーとして十分な手応えを感じることができたため、継続することにしました。チームのみんな、辻さん、津谷さんをはじめとした日本人のエンジニアたちと一緒に仕事ができたことがうれしかったのです。
来年には40歳を迎えます。これまでと同様の強さを保ち続けることは難しくなる可能性があるにもかかわらず、私を信じてくれたヤマハ、特にリン・ジャービス氏、チーム・ディレクターのマッシモ・メレガリ氏に感謝します。
簡単でないこと、多くの努力とトレーニングが必要なことは理解していますが、モチベーションは十分です」と語っています。
【了】