アウディ初の電気自動車「Audi e-tron」プロトタイプ公開 ジュネーブショー2018
アウディは、ジュネーブモーターショー2018で、初の電気自動車「Audi e-tron」のプロトタイプを公開しました。
量産前に世界中の過酷な環境でテスト予定の「Audi e-tron」
アウディは、スイスで開催中のジュネーブモーターショー2018で、アウディ初の電気自動車「Audi e-tron」のプロトタイプを公開しました。
ラグジュアリーカーのスペースと快適性に、長い航続距離を組み合わせたこのスポーティなSUVは、日常ユースに最適なクルマです。
Audi e-tronのプロトタイプは、アウディのラグジュアリーモデルと同等のスペースと快適性を備え、5人の乗員と沢山の荷物を積載することができます。
長距離ドライブも可能な航続距離と幅広い充電方法により、お客様は一切妥協することなく電気自動車を使用することができます。
Audi e-tronの市販バージョンは、最大150kWの容量で急速充電を行うことができ、それにより、わずか30分以内に充電を行い、ロングドライブに出発することが可能です。電動の”quattro”4輪駆動システムは新たな時代へと突入し、あらゆる路面で力強いパフォーマンスを発揮します。
ヨーロッパ市場で2018年末に発売される予定です。このクルマは、ブリュッセル(ベルギー)の工場で生産されます。
AUDI AG取締役会会長 ルパート シュタートラーは、「アウディ初の電気自動車は、未来に向けた重要なマイルストーンとなるものです。アウディは、2020年には3タイプの電気自動車を市場に送り出しているでしょう。それらは、今回発表するスポーティなSUV、Audi e-tron Sportbackコンセプトの市販バージョンとなる4ドア グランツーリスモ、そしてコンパクトセグメントのモデルです。2025年までには、あらゆるセグメントとコンセプトを網羅する、20モデル以上の電気自動車とプラグインハイブリッド車を発売する予定です」と述べています。
Audi e-tronのプロトタイプは、従来の一般的なカモフラージュの代わりに、特別に開発したデザインフィルムを使用して、車両の電動化システムを表したカモフラージュを纏っています。
テストは、様々な充電方法のすべてを検証するため、個別の充電基準に対するテストを試験場や公共エリアで実施し、量産開始される前に合計で約250台のAudi e-tronのプロトタイプがテストに使用されます。
アウディは、あらゆる気候条件で、走行してテストを実施し、その温度範囲は、-20℃から+50℃にも及んでいます。
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