トヨタ「“新”ルーミー」発売! 値上げしても174万円!? “軽自動車並み”に安い「小型ワゴン」改良で何が変わった? ユーザーの反響は?

トヨタ「ルーミー」が一部改良を受けて2024年12月9日に発売されました。一時はフルモデルチェンジや廃止の噂も立っていたルーミーですが、改良モデルが発売されたことに対してSNSではどのような反響があったのでしょうか。

5人乗り小型トールワゴン「ルーミー」が一部改良! その内容は?

「ルーミー」は、ダイハツが開発・製造を行う「トール」のOEM供給モデルとして、トヨタが販売する5人乗りのコンパクトトールワゴンです。
 
 すでに発売から8年が経とうとしていますが、今回、一部改良と価格改定が行われました。
 
 改良モデルのルーミーでは、どのようなところが変更されたのでしょうか。

トヨタの人気コンパクトトールワゴン「ルーミー」
トヨタの人気コンパクトトールワゴン「ルーミー」

 ルーミーは軽自動車よりわずかに大きいサイズのボディに、乗降性に優れる電動スライドドアや240mmの大スライド可能なリアシート、フロントシートウォークスルー機能などが備わり、子育てファミリーなどが使いやすいように配慮されています。

 内外装のデザインが異なる通常モデルとカスタムモデルがラインナップされることに加え、エンジンは1リッター自然吸気エンジンと1リッターターボエンジンの2種類を用意。

 小排気量で自動車税も安く抑えられるほか、軽自動車並の安価な車両価格もルーミーの特徴となります。

 ルーミーは軽自動車では手狭に感じるユーザーや、ミニバンでは大きすぎると感じるユーザーの受け皿になるクルマといえるでしょう。

 今回の一部改良では、法規対応と原材料費高騰などを理由に価格改定が行われました。

 具体的には、後面追突時の乗員保護の新規要件適用にともない、後面衝突時に燃料タンクへの干渉を避けるために、これまでオプション設定されていたスペアタイヤを廃止。

 また、後退時車両直後確認装置の義務化に対応することから、オプションだった9インチディスプレイオーディオおよびバックカメラが全車標準装備となりました。

 そのほか福祉車両に細かな仕様変更があった以外、内外装や装備などは変わらず、今回のルーミーの改良はごく微細な変更にとどまります。

 ユーザーへの影響がもっとも大きな変更としては、約17万円の値上げと、これまでオプションだった9インチディスプレイオーディオが全車標準装備となった点でしょう。

 大型ディスプレイは操作性がよく見やすいため嬉しい改善といえますが、その一方でディスプレイオーディオの標準装備化とともに、ディーラーオプションナビも廃止されています。

 そのため、改良モデルのルーミーのディスプレイオーディオでカーナビゲーションシステムを使うには「CarPlay」もしくは「Android Auto」を利用することになり、スマートフォンの所持が必須となりました。

【画像】カッコいい! これがカスタム仕様の「ルーミー」です! 画像を見る(30枚以上)

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1件のコメント

  1. トヨタ得意のソリオの真似でしょ。

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