トヨタ製「ランボルギーニ!?」がスゴイ! “ウルス顔”&「トラックボディ」採用! ゴツいワイドフェンダーがカッコイイ! まさかのベース車を使ったカスタムカーNATS「86ウルス」とは?
「東京オートサロン」では、過去に日本車を海外のスーパーカーに変貌させたモデルも出展されており、一例として日本自動車大学校は2019年に、トヨタ初代「86」をベースにスーパーカーを模したモデルを披露していました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタのウルス!? 「86ウルス」とは?
2025年1月10日から12日に、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて「東京オートサロン2025」が開催されます。日本最大級のチューニングカー・カスタムカーの祭典で、例年自動車メーカーやパーツメーカーが最新のカスタムカーや技術を披露する場として、クルマ好きを中心に人気を博しています。
そのカスタムカーのなかには、日本車をベースに海外のスーパーカー風に変貌させたモデルも過去に出展。なかでも、日本自動車大学校(以下NATS)は「東京オートサロン2019」に、トヨタ初代「86」をベースにスーパーカーを模したモデルを披露していたのです。
NATSは、日本の自動車技術者を育成する学校で、自動車整備科、カスタマイズ科、モータースポーツ科、自動車研究科の4つの専門学科を提供し、それぞれの進路に合わせたカリキュラムを通じて、業界で活躍できる技術者を養成しています。
最新の施設と高度なカリキュラムが整った環境のなかで、学生たちは実践的なスキルを習得し、プロフェッショナルへと成長していきます。
さらに、実技重視の教育が行われており、特にカスタマイズ科は1997年の創設以来、学生たちが学んだ技術を活かして製作したカスタムカーを、毎年の東京オートサロンに出展。
これまでディズニー映画の「カーズ」をイメージした日産「180SX」や、ロールスロイス「ファントム」のようなクルマに仕上げたスズキ「ツイン」など、ユニークなクルマを数多く披露しています。
そんなNATSが東京オートサロン2019に展示したクルマのなかで、ランボルギーニの高級SUV「ウルス」を彷彿とさせるモデルが公開されていました。
そのクルマは「86ウルス」と名付けられ、そのベース車と風貌のとおり、86とウルスをかけ合わせたようなモデルです。
学生たちは、当時ランボルギーニのSUVが登場したというウルスの話題性と、そのウルスを86で再現した例が過去になかったことから、この86ウルスを製作したといいます。
その特徴的なエクステリアに関して、フロントデザインは完全にウルスを踏襲。
そこにオーバーフェンダーを付けることで、本家に勝るとも劣らないワイルドさを演出しています。
しかし、ウルスはSUVなのに対して、86ウルスではピックアップトラックのボディ形状を採用しているのが大きなポイント。
またルーフやドアは86のままとなっているなど、学生たちの創意工夫が垣間見える1台となっています。
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次回の東京オートサロン2025にも、NATSはブースを出展する予定です。
86ウルスと同じく初代86をベースにレクサス「エレクトリファイドスポーツ」がスーパーGTに参戦する世界線を想定した「NATS LFA-2 GTconcept」、スズキの本格軽SUV「ジムニー」をベースとした「NATS SAMURAI(サムライ)」や「NATS MINI RANGER(ミニレンジャー)」など、全8台の車両を披露するといいます。
日本自動車大学校で作ったなら日本自動車大学校製であつてトヨタ製ではないんだけど?
日本語おかしくないですか?