スズキ斬新「謎モデル」実車展示へ! 斬新タフボディ&“50年”培った「スゴイ技術」採用! まさかの「ハンドルがない」足回り特化の「電動モビリティベースユニット」米国で公開!
スズキはアメリカで開催される「CES 2025」に初出展することを発表し、「電動モビリティベースユニット」を展示することが明らかとなりました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
CES2025にスズキ初出展! 足回り特化の「画期的ユニット」展示へ!
スズキは2025年1月7日から10日まで、アメリカ・ラスベガスで開催される電子機器見本市「CES 2025」に出展することを発表しました。
同イベントへ初出展となるスズキは出展概要を公開し、そのなかで「電動モビリティベースユニット」を展示することが明らかとなりました。
出展テーマは「Impact of the Small(小さなものづくりが、大きく社会を変える)」。
スズキが創業以来、大切にしてきたものづくりの理念「小・少・軽・短・美」を通じた、社会課題の解決に共感する仲間づくりを目的に出展するといいます。
ちなみに「小・少・軽・短・美」とは、製品はコンパクトに(小)、シンプルに(少)、軽く(軽)、スピーディーに(短)開発し、その調和は必然に美しいもの(美)になる、という理念を意味します。
そんなスズキブースに出展される電動モビリティベースユニットは、スズキが電動車いすの開発を着手した1973年から現在まで、50年以上培ってきた技術を応用した、足回りに特化したユニットです。
このベースユニットを様々な形で活用し、都市部や地域社会における移動の効率化と利便性向上を目指しています。
過去には、2024年9月に東京都内で開催された「国際物流総合展2024」などでも展示されており、不整地や泥道など農地のような路面状況に対応可能な高い走破性を、悪路を模したステージでデモンストレーションを披露。
将来的には“ロボット業界の足”として活躍することを目指すとし、これまでも展示の度に多くの注目を集めていたようです。
そんな電動モビリティベースユニット最大の特徴は、車体の上部構造を自由に変更できることです。
上物を用途に応じたカスタマイズが可能とし、小型宅配車両やパーソナルモビリティとして利用できるほか、観光地でのレンタルモビリティや農業支援車両としてなど、多岐にわたる分野への応用が期待されています。
また、自律走行やAIなどの技術を組み合わせることで、ロボットによる様々な分野での課題解決にも寄与。
その一例としてCES2025では、電動モビリティベースユニットを活用し開発が行われているLOMBYの自動配送ロボット「LM-A」や、エバーブルーテクノロジーズの「除雪ドローン V3」もブースに展示するといいます。
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スズキはCES2025で、この電動モビリティベースユニット以外にも、同社の軽トラック「スーパーキャリイ」にくわえて、協業例としてスズキが出資しているApplied Electric Vehicles(アプライド EV)とGlydways(グライドウェイ)の、各社車両も披露されるとのことです。
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