もう早く売ってください! トヨタの新型「ミニランクル」はいつ登場? 期待せずにはいられない! 00・250・70に続く新たなシリーズはどうなる?
すでに海外で出てる? 見た目が「ミニランクル」な個体とは
一方、アジアを中心に販売されている「IMV0」がミニランクルと関係しているのでは、という声もあります。
これは、タイでは「ハイラックスチャンプ」、フィリピンでは「ハイラックスタマラオ」、インドネシアでは「ハイラックスランガ」と国により車名が異なる地域に沿ったモデルです。
比較的安価でありながらも、多様なニーズに合わせたさまざまなボディタイプを兼ね備えた商用車ベースのモデルです。
日本での度々、IMV0、ハイラックスチャンプが展示されており、トヨタも「将来的に日本導入を考えたい」ということを明かしています。
また各国のカスタマイズビルダーはこのIMV0をベースに荷台を室内化することで、SUVのようなコンプリートカーも販売しています。
さらに、現時点ではガソリン車とディーゼル車のみのラインナップとなっていますが、ハイブリッドやFCEV、そしてBEVといった多様な電動パワートレインを搭載することも視野に入れて開発されているといい、ハンフリーズ氏の言う「カーボンニュートラルへのさらなる提案」とも合致します。
ただ、IMV0のホイールベースはショート仕様でも2750mmもあり、ランドクルーザーシリーズのなかでは短いほうであるとはいえ、決して「ミニ」と呼べるほどのサイズ感ではありません。
また、「ハイラックス」の名称を持つモデルに対し、「ランドクルーザー」の名を冠することについても疑問が残ります。
このような点を総合すると、ミニランクル、つまりコンパクトクルーザーEVの市販版が、ハイラックスチャンプをベースとしたモデルとなる可能性は低いのかもしれません。
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結局のところ、ミニランクルは登場するのでしょうか。
ある業界関係者は次のように話します。
「具体的なタイミングについては、世界情勢をふくむさまざまな事情がからみあっているのでなんとも言えませんが、ミニランクルの名称になると見られる『ランドクルーザー FJ』の商標登録がすでにおこなわれていることなどから、意外にも早くその姿が見られるかもしれません」
ミニランクルは、発表されれば世界中で話題となることが確実なモデルであるだけに、トヨタによる公式なアナウンスが待たれます。
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