「“プリウス“クーペ”!?」な「新型”4人乗り”クーペ」がスゴイ! 5リッター「V8」搭載でめちゃ楽しそう!ナラン・オートモーティブ「ハイパークーペ」とは
2024年6月21日にスイスのアンデルマットで世界初公開され、8月28日にはイギリスのブレナム宮殿で実車も披露された新型「ナラン ハイパークーペ」。インド系ジンバブエ人実業家が立ち上げたドイツの新興メーカーが作る、世界最速の非電動4人乗りハイパーカーを目指す同車は、どのような特徴を持つモデルなのでしょうか。
世界最速を目指す4人乗りハイパーカー
2024年6月21日、スイスのアンデルマットで開催されたスーパーカーオーナーズサークルラリーにて、ナラン・オートモーティブは新型ハイパーカー「ナラン ハイパークーペ」を世界初公開しました。更に8月28日からイギリスのブレナム宮殿で開催されたサロン・プリヴェでも、同車のプロトタイプを披露しています。
ナラン・オートモーティブは、インド系ジンバブエ人の実業家アミール・ナランが2017年に設立したハイパーカーブランド。アミール・ナランは、国家元首やスポーツ選手、芸能人などを顧客とする「ヴィマナプライベートジェット」を運営する経営者で、小型航空機の設計も手がけてきました。
同社には、イギリスの高級スポーツカーメーカー「マクラーレン」や「アストンマーティン」での経験を持つエンジニアやメカニックが在籍。エンジニアリング部門はドイツ、アメリカ、イギリスに拠点を構えています。
エクステリアは、フロントボンネットに配置されたダクトやイエローアクセントが施されたフロントスプリッターが特徴的です。コの字型のヘッドライトやフロントノーズのデザインは、現行型の「プリウス」を想起させ、さながら“プリウスクーペ” といった仕上がりです。
サイドビューでは、サイドスカートや大型リアウィング、ハイブリッドカーボンホイールが、スポーティな印象を強調。魅力的なルックスと走りの機能性を両立させています。
インテリアには、上質なイタリアンレザーやCNC加工されたビレットアルミニウムを採用。更に、大理石やグラナイト、金箔といった贅沢な素材を、オーナーの好みに応じて惜しみなくカスタマイズできる仕様です。
パワートレインには、5.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力1048馬力、最大トルク1036Nmという圧倒的なパワーを誇ります。
0-96km/hの加速は2.3秒、0-322km/hの加速は16.5秒という驚異的な性能を実現し、「世界最速の非電動4人乗りハイパーカー」の称号を目指して開発が進められています。
価格は200万ユーロ(約3億1612万円)で、頭金として35万ユーロ(約5532万円)が必要です。生産台数はわずか39台という希少なモデルとなります。購入を希望するオーナーは、外装や内装のカスタマイズで、細部にわたって自分好みの1台を作り上げることができます。
ナラン ハイパークーペは、4人乗りという実用性を備えながら、ハイパーカーならではの性能を追求した新しいモデル。マクラーレンやアストンマーティンで培われた高い技術力と、贅沢なカスタマイズ性の高さは、世界中の富裕層を魅了するでしょう。
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