トヨタ「プリウス」後席のドアノブどこにある!? 斬新すぎる「隠れノブ」新採用した理由とは? 一体どうやって開けたらいい?
ハイブリッド車を代表するトヨタ「プリウス」は現行モデル(5代目)が2023年に発売されました。そんなプリウスをよく見ると、後席ドアのドアノブが見当たりません。一体どこに行ったのでしょうか。
「プリウス」の後席ドアのノブどこにある?
1997年から発売されているトヨタ「プリウス」は「ハイブリッド車」を代表するモデルです。
ハイブリッド車の普及に大きく貢献したプリウスも、現在は5代目まで進化。2023年のフルモデルチェンジでは従来よりもクーペ感が強調された流麗なスタイルを採用しました。
そんな現行プリウスを見ると、後部ドアにドアノブが見当たらず、一見2ドアクーペのように見えます。後席のドアノブはどこへいったのでしょうか。
プリウスの後部座席のドアノブは、ブラックアウトした「Cピラー」に埋め込まれており、「ドアオープンスイッチ(リアドアハンドル)」と呼ばれるスイッチ式をトヨタとして初採用しました。
クーペ風のスポーティなスタイリングに見せるため、あえて目立たないようなドアハンドルを採用したとトヨタは説明しており、Cピラー埋め込みとなることでボディサイドのデコボコが減り、よりなめらかなデザインとすることが可能となっています。
リアドアハンドルにドアオープンスイッチが付いていることで、力を使わずドアの開閉ができ、スムーズな乗降ができます。
スイッチに軽く指を触れるだけでドアが開けられるので、慣れたらその快適さを実感するでしょう。
ただし、電気式のため、バッテリーが切れたりスイッチが故障したりするとオープンスイッチでドアの開閉ができなくなることがあります。
その際はスイッチの横にある手動操作ボタンを押すことでリアドアを開けられますが、ドアオープンスイッチとは異なりボタンが固いため、最初はうまく開けられない可能性があります。
ドアオープンスイッチを握りつつ親指で押し下げるようにするのがコツで、下方向に押すのを意識するとロックが外れてドアが開けられます。
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現行プリウスはユーザーに愛され続ける存在でありつづけるために、プリウスのあり方をゼロから考え直し、「ハイブリッドの生まれ変わり」を意味する「Hybrid Reborn」をコンセプトに掲げています。
初代から引き継いできた高い環境性能はそのままに、「一目惚れするデザイン」と「とりこにさせる走り」を兼ね備え、内外装だけでなく動力性能もスポーティに一新されました。
パワートレインは1.8リッターハイブリッド(KINTO専用)、2リッターハイブリッドモデルに加え、2リッタープラグインハイブリッド(PHEV)も用意。
そして、PHEVは、これまでは最上級グレード「Z」のみの展開でしたが、2024年10月に「G プラグインハイブリッド」が追加設定されました。
このグレードは、外観はZ プラグインハイブリッドに準じた上質なデザインとする一方で、内装や装備はハイブリッド車のエントリーグレード「Gハイブリッド」と同様の“必要十分”な装備とすることで価格を抑えたモデルです。
PHEVの優れた加速性能を持ちながら、Z プラグインハイブリッドよりも70万円安い390万円というリーズナブルな価格設定としたことで注目を集めています。
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