日産の新型「小さな高級車」が人気スギ!? 8年ぶり全面刷新で“大胆顔”に!全長4.3m級ボディ&「クラス超え上質内装」の「新キックス」メキシコで完売
日産のメキシコ法人は2024年11月1日に、フルモデルチェンジした新型「キックス」がわずか22日間で予定数を完売したようです。新型キックスはどのようなクルマなのでしょうか。
新型キックスが人気?
2024年11月1日に日産のメキシコ法人は、新型「キックス」2025年モデルの先行販売を10月9日から開始し、わずか22日間で初回販売予定数に達したことを発表しました。
メキシコ市場で販売されるキックス2025年モデルは、米国日産が2024年9月10日にフルモデルチェンジを果たした新型と同じものです。
キックスは、2016年8月にブラジルを皮切りに発売された、グローバル展開されるコンパクトSUVで、今回のフルモデルチェンジで2代目となります。
なお、日本市場においては、現在も初代が販売されています(車名だけで見ると、三菱の軽SUV「パジェロミニ」のOEM供給を受けて2008〜12年に販売された「KIX(キックス)」が初代となりますが、現行モデルのキックスのスペルは「KICKS」と異なります)。
新型キックスのボディサイズは、全長4365mm×全幅1800mm×全高1620mmと、初代よりも少し大きくなっています。
パワートレインは、先代エクストレイルに搭載されていた同型のエンジンで、最高出力142HPを発生する直列4気筒2リッターガソリン、トランスミッションはCVTの組み合わせとなり、駆動方式は2WD(FF/前輪駆動)のみの設定となっています。
エクステリアは、現行モデルの「セレナ」や「ノート」に見られる、水平基調で幾重にも重ねられたボーダー状のグリルが特徴的な日産の新しいデザイン言語を採用しつつ、力強くもモダンなスタイルに変わりました。
また、ボディサイドでは、先代キックスから引き継がれたキックアップしたリアクォーターを採用していることが特徴的です。
日産のメキシコ法人では、この新型キックスの予約販売をアマゾンと提携し独占販売としたキャンペーンを展開したとのことです。
このキャンペーンは、当初2024年10月9日から11月4日までとしていたそうですが、新型キックスは高い人気を獲得し、予定よりも22日早い10月31日に予定数を完売したと伝えています。
また、先行販売モデルでは、アマゾンの協力を得て新型キックスに「Amazon Echo Dot」を搭載、Alexa(アレクサ)の音声制御技術が使用できるようになっています。
さらに、Amazon Music Unlimitedの1年間のサブスクリプションを付けて、1億曲を超えるHDおよびUltra HDの高音質な音楽と、数百万におよぶポッドキャストを広告なしで楽しめるようにしていました。
新型キックスのメキシコでの販売価格は、51万9900〜63万1900メキシコペソ(1メキシコペソ=7.5円の為替レートで約391万〜475万円)となっています。なお、メキシコでは新型キックスのキャッチフレーズを「本能を爆発させよう」としていました。
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