フォルクスワーゲン、20年ぶりにディーゼル車を日本導入 「パサートTDI」発売
フォルクスワーゲンは、ミッドサイズセダン/ステーションワゴンモデルの「Passat/Passat Variant」に、最新のディーゼルエンジンを搭載し発売します。
VWのディーゼルモデルがついに上陸
フォルクスワーゲングループジャパン(以下VGJ)は、ミッドサイズセダン/ステーションワゴンモデルの「Passat/Passat Variant」に、最新のディーゼルテクノロジーで、日本のポスト新長期排ガス規制をクリアした「TDI」エンジンを搭載した「Passat/Passat Variant TDI」を発売します。
VGJのティル シェア代表取締役社長は、「本日ご紹介しているモデル、日本でのフォルクスワーゲン第1号ということで『Passat/Passat Variant TDI』をご紹介させていただいていますが、実はフォルクスワーゲンのディーゼルは日本では長い歴史がございます。
1977年から1998年の間に5万台以上のディーゼルモデルを日本で販売していました。ゴルフ、ジェッタ、パサートです。そして今、20年の時を経てディーゼル車が再び日本に戻ってまいりました」
『Passat/Passat Variant TDI』は、日本の厳しい排ガス規制をクリアした2リッターターボでディーゼルエンジンを搭載したモデルです。『Passat/Passat Variant TDI』は、快適な乗り心地と先進安全性、そしてリッターあたり20.6km/Lという高い効率を両立させ長距離でも楽しいドライブをご体感いただけます」と述べています。
日本国内のディーゼル乗用車市場は、2012年以降拡大傾向にあります。昨年は、輸入ディーゼル車の販売好調を受けて、外国メーカー車の年間総販売台数の2割を超えるシェアを占める(JAIA 調べ)までに成長しています。
「Passat」シリーズが属するミッドサイズ セダン・ワゴン市場は、幅広いディーゼル車を取り揃える輸入車が中心となって市場を形成しています。
VGJが導入する「Passat/Passat Variant TDI」は、こうしたディーゼル車の需要拡大を受けて、ディーゼル車特有の優れた経済性と力強い走りに高い関心を持つ方に「Passat」の新たなパワートレインとしてラインアップに加えます。
2014 年に登場した8世代目の「Passat」(日本導入は2015年)は、フォルクスワーゲン グループの生産モジュール「MQB」に基づいて開発されたモデルのひとつで、その高い技術的完成度と卓越した品質、数々の先進安全システムに代表される革新技術が高く評価され、ヨーロッパで最も栄誉ある欧州「カー オブ ザイヤー2015」を受賞しています。
今回導入する 「Passat/Passat Variant TDI」には、内外装と機能装備を充実させた「TDI Eleganceline」とさらなる上級装備を装着した「TDI Highline」の2グレードを設定しています。
「Passat/Passat Variant TDI」の希望小売価格(消費税込み)は、422万9000円からです。
【了】