えっ!? 運転中に「謎の青いイカ」が出現…どうすればいい!? 放置すれば「道路交通法違反」の危険も!? 知らないと「迷惑ドライバー」になる可能性も 対処法は?
クルマの運転席にあるメーターパネルには、さまざまなインジケーター(表示灯)があります。そのなかで、意外と知られていないのは、謎の「青いイカ」のようなランプです。何を意味しているのでしょうか。
クルマの「謎のイカ」の意味とは
ハンドルの奥には、クルマの速度メーターだけでなく、さまざまなインジケーター(表示灯)があります。
そのなかで、意外と知られていないのは、謎の「青いイカ」のようなランプです。
いったいどのような時に光って、何を意味しているのでしょうか。
この「青いイカ」のような記号は、正式には「ハイビーム表示灯」といったランプです。
日頃運転しない人やクルマに馴染みのない人にとっては、ハイビームという言葉も聴き慣れないかもしれません。これはヘッドライトの種類です。
実は、クルマの前方を照らすヘッドライトには、「ロービーム」と「ハイビーム」の2種類があります。
ロービームは「すれ違い用前照灯」と呼ばれ、前方40mが視認できるものと定められています。いっぽうハイビームは「走行用前照灯」とされていて、前方100m先までを照らすことができるものです。
もともと、ハンドル横のスイッチでヘッドライトを点灯させると、デフォルトではロービームが点くようになっています。
もっと遠くを照らしたい場合は、ハイビームへ切り替えるスイッチ(あるいは動作)を使用していました。
しかし、ハイビームは遠くを照らすだけあって、向かいのクルマにとってはとてもまぶしく感じます。そのため、対向車が来ると、ハイビームからロービームへ切り替えなければなりません。しかし、こちら側からは自分のクルマがどっちのライトモードなのか、一瞬では判断しにくいです。
そうした時に「あっ、今はハイビームを点けているな」などと気づくために、「青いイカ」ランプを確認すればいいわけです。ランプが点灯していれば、ハイビームが点いている状態です。
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